「フランケンシュタインの恋」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日、四日市会場にてTOEIC試験を受験してきました!!結果はまだ先ですが、今まででは一番の手ごたえを感じています( ^)o(^ )その時のことは水曜日のブログでアップしようと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 では少し遅くなりましたが昨日最終回を迎えた「フランケンシュタインの恋」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!!

 

 1.主人公の魅力が200%

 ドラマはやはり主人公。そう思わせてくれるドラマでした。このフランケンは綾野剛さん以外には考えられません( ^)o(^ )勿論綾野さんの演技力が大きいですが、これだけぴったりキャラクターに合う俳優さんをしっかりキャスティングできたことがこのドラマを魅力あるものにしてくれました。

 

 2.演技力のある俳優さんが脇をしっかり締めた

 ヒロインの二階堂さんを不安視する声も少なからずありました。でも、今回のヒロインはやはりモデル系の女優さんだとリアリティが無くなり、かなり見る気を削がれていたと思います。素朴で、少し(かなり?)不思議ちゃんのヒロインはやはり二階堂さんでなければダメだった気がします。

 そしてこの2人をずっと支えた柳生さん。最近は色んなドラマに出ずっぱりですね( ^)o(^ )他にも柄本さん、新境地を開いた斎藤工さんと挙げればキリがないですが、ドラマの足を引っ張る某演技の俳優さんが一人もいなかったことが、ドラマを引き立たせてくれました。

 

 3.純愛が突き抜けていた

 もうこれは説明不要ですね。120年前に図らずも命を奪ってしまった恋人。その子孫と再び恋をして今度はその人を救った。最後に二人が手をつないで、そのままRADWINPSの「棒人間」のエンディングに入るところには鳥肌が立ちました( ;∀;)

 

 4.深みのある台詞が随所に

 ストーリー自体は特に前半は起伏が無く、本当に地味でした。しかし毎回出てくる深くて個性的な台詞にいつも私は引き込まれていました。

 最終回の台詞をいくつか紹介しておきましょう。「フランケンを好きだったことにホッとしている」(天草さん)「博士(斎藤工さん)が2人を救ったんだ」(柄本さん)

「人間が一生をかけてやる仕事は、世間に流されてやるもんじゃないんだ」(光石さん)そして川栄さんがフランケンを抱きしめて「これは仲間の挨拶だ」という台詞にもジーンときました。フランケンの周りには、120年前からずっと愛が溢れていた。それを説明ではなく、きちんと染みる台詞で表現できた。この脚本家の大森さんという方、今まで大河ドラマ風林火山」やドラマ「悪夢ちゃん」など中々の力作を書かれてきたようですが、これからもっとメジャーになるかもしれませんね( ^)o(^ )

 

 5.最後までキノコ~ぶれないストーリー

 気持ち悪いと出だしから不評だったキノコの演出。でも結局それが二階堂さんの難病を救った。人間の偏見と差別をこのキノコに託して大森さんは描いていたのではないんでしょうか。視聴者に媚びて演出を弱めることがなかったことに心意気を感じました!!

 でも最後まで気持ち悪かったのも事実で、3.で紹介したラストには感動しましたが、綾野さんの首からキノコが出てきたところはやはりぞわっとしました(笑)。

 

 6.ラストだけが蛇足だった!?

 最終回は体操とかなら10点満点がつく出来でした。「棒人間」のエンディングのままで終わっていれば・・・その後のシーン、数十年後を描いたシーン。個人的にはあれは要らなかった気がしました。丁寧に作り込みしすぎて過剰になってしまった気がします( ;∀;)ちょっと興ざめしてしまいました・・・。まあこれはあくまでも私個人の感想なんですがね。

 

 以上、最終回の感想&総括でした( ^)o(^ )出だしはかなり気持ち悪かったですが、ラスト3回は特に珠玉の出来で、時を超えたラブファンタジーになっていたと思います!!自分にとっては忘れられないドラマの一つになりました☆

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