「フランケンシュタインの恋」第9話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 当たり前のことですが、人の一生には限りあり。先週女優の野際陽子さんがご逝去されましたが(文字通り日本ドラマ界のレジェンドでしたね。ご冥福をお祈りいたします)、先日は元ドイツ首相で東西ドイツ統一の立役者、ヘルムート・コール氏が亡くなりました。

 コール首相といえば、私達アラフォー世代にとっては米国のレーガン大統領、ソ連ゴルバチョフ書記長に次ぐ世界政治のビッグネームでしたよね!(^^)!ベルリンの壁が崩壊したのは1989年ですが、それから翌年の90年に早くもドイツ再統一を果たせたのは正にこの方の手腕無くしてはありえませんでした!!今は英国の離脱等でEUが存亡の危機に立たされていますが、こんな時こそコール首相がいてくれたらな・・・と思いますね( ;∀;)

 で、私が言いたかったのは実はそこではなく(苦笑)、そのコール氏に哀悼のコメントを送った中曾根康弘元首相のことなんです。ああまだお元気なんやなと思って新聞記事を読んでみると何と御年99歳!!ホントびっくりです( ゚Д゚)

 まあ確かにかつての盟友レーガン大統領はこの世を去って久しいですし、そもそも私達が物心ついた時に総理大臣やってた方ですしね。でもそれにしても元総理大臣で100歳に迫るまでの長寿の方って今までいなかったんじゃないでしょうか!?

 正に人生100年時代の先駆けともいえる中曽根元首相、来年の大台到達は勿論のこと、110歳でも120歳でも長生きしてこの少子高齢社会の日本の行く末を見守ってほしいと思いますよ( ^)o(^ )

 さて、今朝もそれではその中曾根元首相より少し年上の御年120歳、綾野フランケンの「フランケンシュタインの恋」第9話の感想をアップしたいと思います!!

 遂に綾野フランケンの過去が明かされました。大きくクライマックスに向けて前進しましたね。しかし今回はそんな言葉だけでは片づけられない、神回という言葉でも足りない、メチャクチャ素晴らしい回だった思います!!私、昨年の「家売るオンナ」以来1年ぶりにドラマで心よりの感動を覚えました( ;∀;)

 在りし日のフランケンこと呼六青年は、今の綾野フランケンと違って快活で行動的な人物だったんですね。そして深窓の令嬢だった二階堂さんの先祖のサキさんはそんな彼にごくごく自然に惹かれていった。いいですね~、打算のない、真実の愛。年収とか仕事とかそういうのじゃなくてその人じゃないと駄目だという愛。ドラマだとはいえ、く~、泣けますね( ;∀;)深い山林に広がる畑で、二人で汗を流して野良仕事をしてる姿が実に美しかったです。

 今は確かに自由恋愛なんですがこういう本当の愛というのは、一生に一度あるか、もしくは無いかですよね。語弊を恐れずに言えば、単に性欲を満たすためのモテるモテないとかとは全く別の次元のお話なんですよね。

 呼六青年の師匠の斎藤工さん演じる深志博士は、伝染病で命を落とした呼六青年の後を追おうとしたサキさんを立ち直らせるために呼六青年の再生に没頭しました。博士も天真爛漫なサキさんに心惹かれていたのに、この行動はちょっと理解できないという方もいるかもしれませんが、私には博士の気持ち、痛いほど共感できるのです( ゚Д゚)

 しかし再生された呼六フランケンは毒性のある菌を有しており、そのために再会したサキさんを死に追いやってしまった・・・。

 遠い過去、悲劇の記憶。ラジオでこんな荒唐無稽な独白をするものだからディレクターは天草さんに否定するように言いましたが、最後は天草さんだけでなく、殺されかけた十勝さんも綾野フランケンを支持しました。ありがとうと頭を下げる綾野フランケンにお疲れさんと一言だけ声を掛けた十勝さん、格好良かったですよ!!

 そして柳生さんがあの森で色々調べてくれたおかげで、綾野フランケンは二階堂さんに触れ、遂に彼女を死の淵から救い出すことができました。何だか斎藤さんの深志博士と柳生さんが被りましたね。二人とも綾野フランケン(呼六青年)は恋敵なんだけど、彼自身がまっすぐで魅力のある人だから、同じ男として認めている、だから協力したり助けたりするんですよね。

 今回は非常に見応えがありました。最初は不気味さが先に立っていましたがここまで見続けて本当に良かったと思っています。次回はいよいよ最終回、これはもう期待するしかないですよね~。一応録画もきちんとしたうえで観るつもりです。では、今週も皆様頑張りましょうね☀

f:id:TOSHIXXX:20170618233419j:plain