欅坂46はSPEEDの再来!?~刺さるコンテンツ(3)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 今日は私が昨年からすっかり虜になっている、欅坂46のことを記してみたいと思っています。勿論今や人気絶頂でファンページや関連ブログも溢れているので、かつて私が同じようにはまったアイドルグループSPEEDと比較した記事にしたいと思います!(^^)!

 

 

1.戦国時代から続く勝利の方程式で誕生したSPEEDと欅坂46

 いきなりぶっとんだ見出しですが、皆様も戦国時代、大好きですよね?その中の有名な言葉に「織田が突き、羽柴がこねし天下餅 座りしままに喰らう徳川」というものがあります。

 今更説明するまでもないんですが、今の愛知県(尾張三河)を本拠としたこの三英傑が天下を統一する様を端的に表した言葉ですよね。

 天下布武のスローガンの下、尾張一国から天下統一目前まで領土を拡大した織田信長。そして信長が本能寺の変で倒れた後、その意思を継いで天下を統一した豊臣秀吉。そしてその二人の地盤を引き継ぎ、最後に江戸幕府を開いた徳川家康。この3人のリレーの最終地点が、世界史上類を観ない260年に渡る天下泰平の江戸時代だった訳です( ^)o(^ )

 SPEEDと欅坂46も信長や秀吉のような偉大な先駆者(先輩?)達がいたからこそ、彗星のようにデビューすることができました。

 SPEEDは1996年8月5日にデビュー。安室奈美恵が苦労の末ブレイク、そのバックダンサー的な存在だったMAXも続いてブレイク。そのMAXの妹分としてSPEEDは誕生しました。

 一方欅坂46は2016年4月6日にデビュー。AKB48が苦労の末ブレイク、その公式ライバルとして誕生し最初は下積みが続いた乃木坂46が同じくブレイク。その乃木坂46の妹分として欅坂46は誕生しました。

 SPEEDも欅坂46も結成されてからデビューまでに、それぞれ約半年の準備期間を経ているものの、デビュー後すぐに大ブレイクしました。その証拠にSPEEDは翌年の97年、欅坂46に至ってはその年の16年の紅白歌合戦に初出場を果たしています。ではこれからその両グループの鮮烈なデビュー曲について考察していきましょう。

 

2.時代が求めた?両グループの鮮烈なデビュー曲

 デビュー曲。これが有名なアーティストとそうじゃないアーティストっていますよね。例えば安室奈美恵とAKB48のデビュー曲って、多分ほとんどの人は知らないんじゃないでしょうか( ;∀;)

しかしSPEEDの「Body&Soul」と欅坂46の「サイレントマジョリティー」は知らない人の方が少ない位の超有名曲ですよね。どちらも我々に強烈なインパクトを与えてくれました!ではもう少し細かくこの2曲を紐解いていきましょう。


【欅坂46】刷新公信榜紀錄冠軍出道曲/沉默的多數 (中文字幕版)

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”Body&Soul 太陽浴びて Body&Soul 踊りだそうよ 同じStepの毎日じゃ 生きてることさえ忘れちゃう それじゃ張りがない!”(Body&Soul)

”君は君らしく生きていく自由があるんだ 大人達に支配されるな 初めから諦めてしまったら 僕達は何のために生まれたのか”(サイレントマジョリティー)

 これがこの2曲のサビです。若者に(まあ本当は我々オッサンオバサン世代も、これからの人生100年時代、こういう気持ちは持つべきです!!)向けて自分らしく生きていこうという強烈なメッセージを投げかけていますよね( ^)o(^ )

 曲全体で見ると確かにそれぞれツッコミどころはあります。Body&Soulはティンーズにエロ歌詞を歌わせているという批判がありましたし、サイレントマジョリティーもPVのいわゆる「目」が秘密結社イルミナティの陰謀ではないかなどと噂されたりもしました。

 でもそれはあくまで付随的な部分で、私はやはりこの2曲はたった一度しかない人生、自分らしく悔いなく生きてみようよと呼び掛けているんだと思います。だからこのそれぞれのデビュー曲は私達の心に刺さってヒットしたんだと思います!! 

 後はそれぞれのグループがデビューした、1996年と2016年についても簡単に触れておきたいと思います。

 2006年にSPEEDや欅坂46のような刺さるアイドルグループが出てこなかったのは、2000年代がNYテロやリーマンショックがあったにせよ、日本にとっては比較的平和な時代だったからではないのかなと私は考えています。

 1995年に阪神淡路大震災オウム真理教地下鉄サリン事件があり、2010年代も2011年の東日本大震災福島県原発事故、そして昨年の熊本地震がありました。やはりそういう出来事があった後に不思議と魅力あるアイドルグループが誕生しているのではないか。それは意図的に作られるというより、時代がそういうものを求めている、時代に呼ばれて出てくる気がするんです。

 勿論この両グループはライジングプロダクション、48グループのバックアップがあったからこそブレイクしてるんですが・・・。でも、やはりこうした目に見えない力によってこの2つのグループは誕生した気がします( ゚Д゚)

 

3.ブレイクを決定づけた「White Love」と「二人セゾン」

 デビュー曲はヒットした。でもその後がパッとせず、後になってあの人達って結局一発屋だったよね~と言われるアーティストは沢山います。SPEEDも欅坂46もデビュー曲がヒットし、インパクトも強烈だったせいで、後にそこそこの曲しか出せなかったらそのまま埋没してしまう恐れがありました。

 しかし、両グループにはそんな不安を払しょくし、人気を決定づける神曲が現れました!!それが「White Love」と「二人セゾン」です。なんだかこの2曲も似ているので併せてご紹介したいと思います。


欅坂46/兩人季節 (中文字幕版)

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 まずそれぞれ秋に(「White Love」は1997年10月15日、「二人セゾン」は2016年11月30日)に発売され、冬を通して大ヒット、それぞれの自己最高セールスを更新した作品となりました。

 「White Love」はミディアムテンポ、「二人セゾン」はアップテンポという違いはありますが、かなりこの2曲には共通点があります。

 この2曲に共通するのはまずイントロを聞いた瞬間に、これは絶対ヒットするよな~、と半ば呆れるくらい「つかみはOK」(古い)な曲だということです。

 「White Love」は最初のバックコーラスでもう切ない冬の恋全開!という感じです。そして「二人セゾン」については、あのピコ太郎さんのプロデューサーの(笑)古坂大魔王さんが絶賛していました。この曲はホントにド名曲だと。最初の二人~♪という出だしでお?となる、そして次の二人セゾン、二人セゾン 秋冬で~♪のところでおお!となると。正にその通りだと私も思いました( ^)o(^ )

 この2曲のヒットが大きかったのは、売上以上に女性人気を確たるものに出来たということだと思います。まず、女性がカラオケで歌いたくなりますし、それを我々男性陣が聴いてもああこの曲いいな~と間違いなく感じる曲であるわけです( ^)o(^ )

 そしてそれぞれ歌詞の世界も女性的というか、強烈なメッセージを投げかけたデビュー作とは一転、繊細な心の機微を描いたものとなっています。「サイマジョ」以外に「二人セゾン」、「Body&Soul 」以外に「White Love」。代名詞になる曲が2つ以上になったことで両グループのその後の快進撃は決定的になったのだと私は考えています。

 

4.最後に~やっぱり好きなものは好きでいい

 以上、長々と述べさせてもらいました。結論としては私はSPEEDが大好きだったし、今は欅坂46が大好きだということだけなのですが(笑)。

 SPEEDがブレイクしてた頃、私は就職活動(昔は就活なんて言葉、ありませんでしたよ~)中によく1stアルバム表題曲「Starting Over」を聴いて自分を奮い立たせていました。でも父にはいい年してそんなもの聴いてるようじゃまともな社会人にはなれない!とよく小言を言われました( ;∀;)

 それから約20年。すっかり社会の一員と化した私ですが、今も健在の父にはさすがにこの歳で今度は欅坂46が刺さりまくっているとはとても言えません(笑)。ただ一つ残念なのは主演ドラマ放送もライブも今のところ欅坂46は関東限定なんですよね( ゚Д゚)私が来年大阪に戻る(多分)時には是非関西にもライブに来てほしいと思っています。多分超超プラチナチケットでしょうがね~。

 では今週も梅雨入りしたのに天気は絶好調ですので皆様、素敵な休日をお過ごしくださいね!!

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