「CRISIS」第7話を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 昨日は久々にモデムに不具合が出て、ネット接続ができず往生しました( ;∀;)やはりPCは機能と構造が複雑すぎて、恩恵は凄いのですが中々使いこなすのが難しいです。一刻も早くPCがテレビや洗濯機なみに簡単で壊れない機械になることを祈っていますよ!!

 と、いう訳で昨日はTOEICの勉強を少ししてとっとと寝ました。そしてまた夜中に起きて録画で観た「CRISIS」第7話の感想をアップしたいと思います!!

 遂に平成維新軍が登場しましたね!!今回は自分的には一番ハマるエピソードでした。先に少しだけ難を言えば、ネーミングと後はあのパスワードなら普通すぐに思いつかない?と思いました(笑)。しかし今回は金城さんは本気度200%で視聴者に向かってきてくれましたね!!見応えがありました。

 今回のテーマは搾取される若者の絶望と、生まれながらに人生が決まる格差社会に対するアンチテーゼだったと思います。そこで今回は私がその2点について常々感じていることを少しお話してみたいと思います。

 

1.世代間格差をどう乗り越えていくのか

 これは今、一番の社会問題ですよね。要は少子高齢化なので老人に都合の良い政策ばかりがまかりとおり、若者は割を食うと。

 ただ、私は自分の親世代(団塊の世代)はそれでもいいと思ってます。今の経済大国日本を作ったのは明らかに私達の親世代ですから。島耕作シリーズなんか読んでるといかに親世代(専業主婦で家事と育児を一手に担った母親含め)が仕事に人生を捧げてきたのかが良く分かります。だから恩恵を受けるのが当然ではないでしょうか。

 問題はそこから下、私より少し上の団塊ジュニア世代と私達(ロスジェネっていうんですよね?)の生き方だと思います。私(1975年生まれ)位までは最後の旧人類だと思っています。生まれた頃にクーラーは無く、メンコやコマを回して遊んだり凧揚げしたり、田舎に帰れば川で泳いだ。勿論今はそれなりに現代の技術や考え方も取り入れていますが、生まれながらのデジタル世代でないせいで、人生設計が親世代の価値観を色濃く継いでいると思います。

 賃金は右肩上がり、年功序列。年金で過ごす老後。未だにそうならんと夢を見て、更に自分のことだけを考えてしまいがちです。何とか自分達までは逃げ切りたいと。でも本当にそれでいいんでしょうか?

 勿論、家庭を持って仕事をされてる方は大変だと思います。でも、どう考えても私達は貧しい中から這い上がってきた親世代よりは遥かに豊かで、恵まれてきたと思うんです。そんな私達が親世代のように老後だけ同じようにハッピーリタイヤなんていいとこどりは許されないと思うんです。

 私がずっと口にしていた私達は死ぬまで働かないといけないという発想は、ここから来ているんだと思います。それも働くというのも、ただ年金が少ないからパート感覚でというのではなく、理想としてはずっと社会の前線で生きる。若い人達とずっと未来の日本のことを考え続け、何かの形で貢献していく。できるかどうかさておき、少なくともそういう気持ちを持つことが大事だと私は思います。勿論健康面のことも考えますが、医療はこれからもっと進歩するでしょうし、病は気からとも言います。少なくとも私は「定年まで後何年・・・」という生き方はしないでおこうと思っています。

 

 

2.格差の本質とは何なのか~闇はもっと深い

 今回の維新軍のテロの目的は代議士の子息など、勝ち組セレブの世襲者を狙ったものでした。生まれながらの特権階級を倒すことがフランス革命と同意義になる!ということだったんでしょうけど、事実はもっと深刻です( ;∀;)金城さんは勿論分かっていて、視聴者のためにわざとバカっぽい若者をそういう子息として描いたんだと思いますが、時代はグローバル社会。そうは問屋が卸しません(笑)。今の時代、どんな人ものんべんだらりとしていたらいつかは脱落してしまいます。

 だから、本当の格差とは生まれながらのセレブが大した努力もせずにのうのうと生きていけるということではなく、そういう人達しか今後のグローバル社会を勝ち抜けないのでないかという懸念なのだと私は思います。

 セレブの子供ということは成功者の子供ということなので、勝者のメンタリティが身についているということです。つまり勉強や努力すれば報われるということも分かっているし、その努力も庶民よりもずっと出来るはずなんです。後は成功のノウハウを親から受け継いでいるということもあるでしょう。金持ち喧嘩せずの言葉通り本当のセレブの子息は性格も良さそうです。ついでにセレブの子供達は、皆容姿もいいです(苦笑)。

 この前新聞で江戸時代の武士と庶民の顔というものを再現してました。それを見ると男女ともに現代人の私から見ても武士はイケメン美女、庶民は・・・でした。いつの時代もそうなんですね。何もかもに差があり、それが再拡大されていく。問題はどうやってそのセレブな人達と伍していくかで、決してその人達を追い落としても国は豊かにならない。今更言うまでもないですが、私達の世代は共産社会の崩壊をリアルタイムで知ってますからね。

 そうした問題と解決策(やはり私は人工知能やアンドロイドをいかにオープンソース化できるかがカギだと思いますが)を考えていくのも我々中年オッサン世代の使命ではないでしょうか。

 

 今回は少し熱くなってしまいましたが、今は断トツで「CRISIS」が面白いですね!!最後に一言。平成維新軍の坂本君なら、これからの時代引っ張りだこですよ。機械音痴の私としてはホント羨ましい(笑)。では今日も一日頑張りましょう☀

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