「母になる」第2話を見て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 今夜は「母になる」の第2回。いや~これは本当に凄いドラマですね。沢尻さんが主役というのが未だにアンチを逆なでするのか視聴率は初回ギリギリ2桁発進でしたが、これから視聴率が上がっていくんじゃないか(期待もこめて)と思ってます。

 私はこのドラマ、実に新しく革新的な作品だと思います。昨年末のTBS系「逃げ恥」に匹敵するのではないかと。フジテレビは手抜きばかりしてこういう革新的なドラマが作れない(そもそも作ろうとしてない?)から低迷してる(*_*)まあ今日はその話は置いときます(笑)。

 新しい、何が?と思う方も多いでしょうが私はいい意味での悲壮感のなさ、それが一番新しい点だと思います。音楽が妙に明るいというのもありますが、誘拐された子供と10年後に再会するなんて今までのドラマならもっと暗くて重い雰囲気のはずなんです。それが、主人公の沢尻さんも元夫の藤木直人さんも後悔や苦悩といった感情は極力出さないようにしている。再会した息子のリアクションが実は小池栄子演じる育ての母の指示だったことを知っても、必要以上には落ち込まない。

 ラストの海辺で元夫婦が二人で語り合うシーンが秀逸でした。とにかく誘拐された子供が見つかったから、やっと笑える時が来た。だから今は二人で笑いましょうというセリフにはジーンときました。過去は振り返らず、未来だけをみる。いいじゃないですか。来週から育ての親の小池さんも参戦で少し事態は複雑になりそうですが、そんなに暗い展開にはならないだろうという安心感も見続けようという気にさせてくれますね。

 最近のドラマは昨日の金城先生のドラマじゃないですが、悲惨な生い立ちや境遇なんだから不幸しかない、そしてそれを見て日本の現状を知り視聴者も落ち込めみたいな、視聴者の感情や見方さえも強制するドラマが多くて、これって結局昔に比べて作り手のレベルが落ちて自由に見せるだけの自信がないんだなーと思ってたんですが、今作は久々にそんな固定観念を吹き飛ばしてくれる気がします。他のドラマは飽きたら感想書かないかもしれないですが(笑)、このドラマは感想を書かずにはいられない展開のまま最終回まで進んでいきそうな気がします!

  では今夜もこの辺で。皆様おやすみなさい☆彡

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