「小さな巨人」 第1話を見て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

今夜はまず昨日見たTBS日曜ドラマ「小さな巨人」の感想をアップしたいと思います!

全体的な感想としては・・・良く分からない(笑)。まあ次も取り合えず見ようかなと。採用面接に例えると取りたいからではなく、まだ良く分からないから取り合えず次も呼べ、みたいな( ;∀;)では今回も箇条書きでポイントを挙げときたいと思います。

 

① 主人公の魅力が乏しい

 脇を固める役者陣が実力派ぞろいということもあるでしょう。でもそれにしても主人公役の長谷川さん、実はそんなに出演ドラマを見たことが無かったんですが、こんなに演技が下手だったなの?と思ってしまいました。まあこれは主人公の軸がブレブレなキャラ設定にも大きな原因があると思いますが。見た人は分かると思いますが、あんな普通の性格で地位に未練たらたらの主人公のことを所轄の曲者刑事がすぐに言うこと聞いて信頼したり、若い後輩女子職員が自分の身を顧みずに応援したりしますかね?小さな巨人というには余りに器が小さい気が・・・

 

② 演出がやや時代とずれている

 このドラマ、半沢直樹のスタッフが手がけているらしいんですが、捜査会議のシーンとかが特に違和感というか、はっきり言ってサムかったですね・・・。今って、そんなにチームプレイが必要な職場で自己実現できない没個性的な仕事に、人生や命かけてる人って少ない気がするんですよね。何せ時代はワーク・アンド・バランスですから(笑)。アーティスティックだったり職人的な仕事や、それこそSNSなら皆命かけてるかもしれないですが。暑苦しい職場を描けば皆感動して見てくれるっていう感覚が既に一昔前の発想になってます。ただ、フジテレビのバブル恋愛ドラマはその上を行く二昔前の化石レベルなのでまだそんなに目立ってないんですが(笑)。ただいつまでも、このある意味自分達に酔ってる風の演出をしてると視聴者がどんどん離れていく気が・・・やっぱりいい意味で生活感があり、いつでも時代とシンクロしてるなあと思うのは、日テレ水10ドラマとテレ朝の金曜ナイトドラマですね。

 

③ でも気になる要素は沢山ある!!

 まあここまで色々ディスりまくってしまいましたが、勿論良かった点も沢山あります。まずは香川照之さんの演じる捜査一課長はいいですね。とんでもない悪党と思わせながら実はただ勘ピューターの適当な判断したりするだけだったとか(笑)。できればそういう方向に進んでいただけると視聴者的には面白いです。

 後は主人公がまだキャラが固まり切らず、ある意味苦悩しながら事件を解決していくというのも新しいかも。今までの警察物の主人公はキャラがはっきりしてましたから。今までなら明らかに安田晃さん演じる出世に興味のない現場主義の刑事が主人公でしょう( ;∀;)それがあえて長谷川さんの方になってる。内省的で迷いながら戦うってエヴァンゲリオン碇シンジ、そうかシンゴジラで高評価だった長谷川さん、庵野監督つながりでこのドラマの主人公なんだ!ってそんな訳ないですよね(笑)。

 

 申し訳ないです、世間的に何か高評価当確みたいな感想が目立ったのであえて色々放談してしまいました。今のところ(全部のドラマを見てるわけではないですが)やはり「母になる」が断トツで好きですね。今夜はこちらも久々に前評判の高い相葉さん主演の月9ドラマもチェックしたいと思います!!