人は見た目が100パーセント 第1話を観て

 皆様こんばんは。

 少し日にちが経ってしまいましたが木曜22時ドラマ「人は見た目が100パーセント」の初回の感想をアップしたいと思います。

 まず最初に、かつては「もう誰も愛さない」や「眠れる森」など歴史に名を遺すドラマを生み出し、月9全盛期には共にフジドラマの黄金期を支えた同枠。しかし現在は月9の低迷に負けず劣らずの低迷で、こちらの枠の方が本当に打ち切りになるのでは・・・なんて言われてますよね。ここ数年、平均視聴率2桁作品すら出ていないというとんでもないことになってますからね。厳しい・・・。

 でも私は意外とこの枠のドラマを見てるんです。前作「嫌われる勇気」と前々作「Chef~三ツ星の給食」も見てて特に嫌われる勇気ははまってましたから。今更ながら原作本の青本も赤本も買っちゃいましたから(笑)。そんなに質は悪くないけど、低視聴率枠というレッテルを貼られてしまいそれが低迷の原因になってますよね。

 そんな中今回のドラマも桐谷さんのファンということもありつつ(笑)、結構期待してみたんですが・・・・・これはガビーン!状態ですね(@_@;)本当にひどい、個人的には駄作だという判定になってしまっています。残念ながら。

 まず、ストーリー展開が異様に遅いですよね。まあ原作はほとんどストーリーがないらしいんですが、それにしてもこんなストーリーじゃあ皆寝てしまいますよ(苦笑)。後はファッションがメインテーマなんですが主人公達はファッション雑誌を広げてあーでもないこーでもないと試行錯誤。今時の女性は皆オシャレだからこんな雑誌レベルのうんちくは何の参考にもならないでしょう。せめてそのアイテムの産地とか、歴史エピソードみたいなものを盛り込んで深みを出さないと・・・。

 後、多分視聴者(特に女性)の共感を得られないと思う最大の問題点は主人公達は安定した企業のアパレル素材の研究員というまずくいっぱぐれがない職業。こんな人達がオシャレになりたいと奮闘するわけですよ。今、世の中はシングルマザーや若年者の女性のホームレス問題なんかが社会問題になってていかに女性が経済的自立を果たしていけるか、またはそういう社会を作っていけるかに関心が集まってるわけですよ。今ではその気になればフリマや100均やファストファッションでも十分オシャレはでき、皆さんそこは別に悩んでないと思うんですよ。そう思うと手に職がある研究職の主人公達に感情移入はできないかと。生活感がない、今もバブル的な男女しか描けないのがフジドラマの大きな課題ですが、今作はその悪い所がモロに出てしまっている。時代からあまりにずれすぎてます(@_@;)視聴率はいつものごとく1桁発進ですが、これは今後大きなストーリー展開がないと本当にとんでもない低視聴率をたたき出してしまう気が(@_@;)

 この作品については、次回以降もこの流れだともう感想も書きようがありません。楽しみはいつ美人の桐谷さんが眼鏡取ってくれるのか、もうそこだけです(笑)。

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