「舞いあがれ!」第3週を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日は奈良の霊山寺に出掛けておりました。お目当てのバラ園のバラは3割も咲いておりませんでしたが(涙)、御朱印は確実にゲット。

 大和十三か所巡りもこれで十一ヶ所が完了。残る二か所は来年の春と秋で制覇して終わりにするつもりです。

 令和元年の秋から巡ってますからいつまでやってんだという話ですが(苦笑)、その間にコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻等もありましたから、私なりの祈りの道として丁寧に続けていきたい所存でございますm(__)m。

 それでは今週もNHK朝ドラ「舞いあがれ!」の感想をアップしたいと思います!

 最終日のラスト5分で遂に我らが福原遥さん登場。しかし何ですかね、ワタクシ複雑なんです。正直気持ちの整理がついておりません。

 そうです、福原さん登場=チビ舞ちゃんこと浅田芭路さんのパートが終わってしまったから( ;∀;)。先週の五島列島編を更に超えてくる東大阪編。子供達の確かな息遣い、素敵なリトルワールド。ああ、ワタクシ、完全にロスでございます。せめて後一週間、後三日は観ていたかった・・・。

 五島列島から帰ってきた舞ちゃんは、奥ゆかしいところはそのままで、でも見違える程積極的になっておりました(;'∀')。

 先代からの大口の取引先を失い、苦境に陥る父の高橋克典さんを元気づけようと模型飛行機作りにチャレンジ。いつしか最初は遠慮していた久留美ちゃんにもグイグイ迫って一緒に飛行機作りに。

 金曜の放送ではそれぞれの家族を日曜日の小学校に招待して、飛行機のお披露目。工場の若い工員さんに手直ししてもらった甲斐もあり、飛行機は無事に大空へ。

 正直どこまで行くんや、飛び過ぎやろ~と突っ込みたくなりましたがそこはご愛敬(笑)。舞と久留美が飛行機を笑顔で追い駆けていくシーンは、ワタクシ、先週のばらもん凧よりも胸がジーンとしましたよ、今の所このドラマのベストシーンでございました。

 浅田さんは福原さんよりは、浜辺美波さん系の雰囲気がありますし、福原さんの少女時代と云えば何と云っても誰もが知るクッキングアイドル、まいんちゃんですから正直大学生のシーンはまだ違和感があるんですが、来週からはいよいよ福原さんが出ずっぱりですので、すぐに慣れるはず。なんせ我らが福原さんの夢にまで見たメジャー作品での晴れ舞台がこれから始まるんですから。

 このまま、空に向かってどこまでも、それこそZARD「負けないで」揺れる想い」的世界観で突っ走ってほしいですね(*^^*)。やっぱり期待しかございません!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い休日を🌙

 

 

「舞いあがれ!」第2週を観て

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 盛り上がりを見せているプロ野球ポストシーズン。ワタクシは本日、職場の先輩とオリックスソフトバンク戦を観戦予定であります(*^^*)。

 今住んでいる所はかなり京セラドームに近いのに、訪れるのはほぼ20年振り(笑)。まあそういうのって地元あるあるですよね。

 本日勝ちか引き分けですっきり日本シリーズ進出を決めて、ヤクルトスワローズに昨年のリベンジを果たしてくれることを願っております。

 それでは今週のNHK朝ドラ「舞あがれ!」第2週の感想をアップしたいと思います!

 今週は祖母の高畑淳子さんと二人きりになった舞の五島列島での日々が描かれました。今週末で東大阪へ帰還してしまったのは少し残念ですが、来週末には我らがまいんちゃんこと福原遥さんも登場しますので、全く中だるみが無くロス気味の五島列島編、大成功ではなかったかとワタクシは感じましたね~。

 実質ひと夏の思い出だった五島列島での日々でしたが、自立心と勇気を身に付けることができ、浅田芭路さん演じる舞は大きく成長できました。

 最初の失敗が尾を引き、一度は断ってしまった特大のばらもん凧の打ち上げ。主役を譲ってあげた一太君の優しさも流石でしたが、やはりそれには一歩を踏み出す決心をした舞の放つオーラが変わったからこそ。

 最後は五島列島の仲間達が一丸となってばらもん凧を操るシーンは素直に感動出来ました。

 五島列島の皆様はこれでしばらくは出演はないんですよね(>_<)。長濱ねるさんは充分活躍してましたが、哀川翔さん辺りはもっとフィーチャーしてほしかったですし、一太君も大人になってから再登場してほしい。

 そして何と云っても祖母の高畑淳子さん。口調はややきついものの、舞の自主性を尊重してましたし、一言も「だからあんたはダメなんだ」的なことを言わなかった。いつも舞を励ましてくれていた。それも最近の借りものみたいな子供におもねる口調ではなく、自分の言葉で。

 別れの直前に言った「ばらもん凧みたいに、どんな向かい風にも負けない強い子になれ」、それこそが一番(会いたくても会えなかった)孫に伝えたいことだったんでしょうね。泣けます。どちらも遅刻で失敗してしまう、やらかし癖も微笑ましかったですし(笑)。高畑さんにはこれからもチョコチョコ本編の出演、希望でございます!

 次週は子供時代最後の東大阪編。お父さんの高橋克典さんが中小企業経営者の悲哀を見せることになりそうで・・・。福原さんが遂に出演と、引き続き見逃せませんね(*^^*)。

 それでは今日はこの辺で。皆様、良い休日を☀

 

「舞いあがれ!」第1週を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 先日は休日出勤でクタクタ(>_<)。今年は特に忙しい・・・。

 3連休には出遅れましたが、幸先よく阪神がCS先勝しましたし、明日は盟友S氏とゼップなんばへSARD UNDERGROUNDのライブへ参戦予定ですので、楽しみでございます(*^^*)。

 それでは先週からスタートしたNHK朝ドラ「舞いあがれ!」第1週の感想をアップしたいと思います!

 我らがまいんちゃんこと福原遥さんの出番は初回のOPだけなのは少し寂しいですが、主人公の岩倉舞の幼少期、これは大事なファクターですからね~。しばらくは子役の浅田芭路さんの出番が続きそうです。

 浅田さん、ワタクシは初見でしたが既に色々な作品に出演されているようで。ナイーブで病弱。そんな内向的な少女を見事に演じられていると感じました。関西弁もネイティブ?なのか非常に自然でございましたね。

 今週は東大阪市出身の舞が、心身を回復させるために母親の永作博美さんの生まれ故郷、五島列島に移り住むまでが描かれました。

 なんだか戦時中の学童疎開みたいですが、今でもこういう転校とかありなんですかね?それはおいといて、島の人々は大人から子供まで皆さん暖かくて、テレビ越しでもほっこりいたしました(*^^*)。

 特に早くも登場の長濱ねるさんは流石は地元出身、方言が板に着いていて、地方にいるお姉さん感が良く出てましたね。物語のキーとなるばらもん凧も最後に登場、来週への布石もばっちりでしたね。

 そして今週のメインはもう一つ、永作さんとその母、高畑淳子さんの再会。かつて島を出て駆け落ち同然に所帯を持ったことで音信不通(実際には夫の高橋克典さんが近況報告をしていましたが)。今回の件で溝が埋まるかと思いきや、まさかの「舞を置いてアンタだけ帰り」の一言( ゚Д゚)。

 う~ん、まあこれは永作さんが娘を心配するあまり過保護になってしまっている。このままでは毒親になりかねない。これぞ本当の親心ですね。

 実際舞も母を見送った後、「お母さんは私に島に残ってほしいと思っている」と語っていましたし、いつしか母娘がお互いにいっぱいいっぱいになってしまっていた・・・。一時の別れは、正しい選択だと感じました。

 来週は一人残された舞が、祖母と過ごして自立していく過程に。オッサン世代としては浅田さんが孫悟飯、高畑さんがピッコロ大魔王(マジュニア)に思えてしかたないんですが(笑)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良い休日を☀

 

放送直前!「舞いあがれ!」に勇気をもらおう~

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 本日でNHK朝ドラ「ちむどんどん」が終了。いよいよ来週からは我らがまいんちゃんこと福原遥さんの「舞いあがれ!」がスタート。ずっとこの時が来ることを夢見、そして信じておりました・・・。ということで、少し語っていきたいと思います。

 透明感あふれるビジュアルに、唯一無二のハイトーンボイス。正に晴れた日の朝にふさわしい存在感。本来ならもっと早く朝ドラヒロインになってもおかしくなかった福原遥さん。

 現在24歳で少し遠回りした印象ですが、早過ぎず遅すぎず、女優として脂が乗りきった今大きなチャンスを迎えられたことは、時の流れには間違いがなく、全てはベストタイミング。ということなんでしょうね(*^^*)。

 福原さんは春クールの「正直不動産」のヒロイン、月下咲良役も大絶賛されていましたから、正に大ブレイク前の追い風はビンビン。既に吹きまくっております!

 そして今回の「舞いあがれ!」では東大阪市五島列島を舞台に、パイロットを目指すヒロイン、岩倉舞を演じると。テーマは、飛行機、空、夢、そして青春。

 う~ん、コロナ禍やウクライナ侵攻、更にはリーマンショック以来の世界的大不況の懸念が今は世界を覆っていますから、今回のドラマはきっとそんな世の中に希望を与えてくれるはずです。

 朝ドラ史に残る名作になるかどうかまではまだ断言できませんが、内容的に少なくとも大コケすることはないと思っております(笑)。

 後は共演者情報も楽しみでして。五島列島編では元欅坂46の長濱ねるさん、そして東大阪編では乃木坂46山下美月さんが出演とこれだけでも充分贅沢なんですが、ななんと、後半のパイロット教習所の鬼教官役で、吉川のアニキこと吉川晃司さんの出演までもが決定!!

 ああああ、もう本当にお腹一杯といいますか、毎日仕事で疲弊した心身をこのドラマがこれから半年間癒してくれるのだと思うと・・・。もうワタクシにとっては、神様からのプレゼントとしか言いようがないです( ;∀;)。

 まあ一ついやらしいことを云えば、このドラマが社会現象にでもならない限り、福原遥さんに紅白歌合戦の司会のチャンスはないかもしれません(>_<)。

 今年はまだ時期尚早で、既に大河ドラマ小池栄子さん(大泉洋さんと共に)が有力視されていますし、来年はライバル浜辺美波さんが満を持して4月からの朝ドラ「らんまん」ヒロイン決定で、普通に考えればこちらの方が可能性は高いでしょうからね~。

 まあそんな変な邪推は置いといて、期待しかない「舞いあがれ!」是非皆さんで楽しみましょう!!このブログでもできるだけ週末に一週間分の感想をアップしたいと思っております(*^^*)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良い休日を☀

 

  

 

2022年夏ドラマ徒然記

 皆様、ご無沙汰しております、TOSHIXXXです。

 本日から3連休。しかし台風15号接近報道と昨日久々に職場の懇親会があって疲れたのもあり(笑)、今日は完全インドア。購入したばかりのBUCK-TICKのデビュー35周年(!)の5枚組記念ベストを聴きながら、一日ウダウダしておりました。

 改めてエンドレス状態で聴いていると、本当に彼等が唯一無二の存在であることを再認識。素晴らしい、やはり奇跡のバンド。来月は神戸国際ホールのライブに参戦する予定ですので、今から楽しみです!!

 今年の夏は本当にハードで、ろくにこのブログも更新できませんでしたが、ドラマだけはしっかり観ていたので(笑)、少し感想なんかを書いておきたいと思います。

 基本的には日曜劇場「オールドルーキー」以外は全て平均視聴率も1桁で、久々に夏枯れと云える惨状でございましたね(>_<)。いつも観ている月9も、マンネリ感満載でいい加減らしくない公務員シリーズから離れてほしいなと。今回の「競争の番人」。公正取引委員が舞台って、流石にマニアック過ぎますよね・・・。

 その反面楽しみだったのは水曜日の2作品。まずはフジの「テッパチ!」。町田啓太さん主演の自衛官物語で、視聴率&評価的には残念ながら最低クラスでしたが、ワタクシ的にはハマった作品でございました。

 第1部のコミカルな青春群像劇と第2部のシリアス劇。このコントラストが見事でしたし、流石の自衛隊完全協力で絵柄的には非常に現実感が。確かにストーリー展開が強引な点と、白石麻衣さんはミスキャスト感がありましたが、いつも水曜の夜にリアタイして元気を貰えていました。

 町田さんはNHKの「漫画家イエナガ」シリーズでもいい味出してますし、これからは三枚目的な演技にも期待できそうですね(*^^*)。

 もう一方の日テレ水10「家庭教師のトラ子」。こちらは遊川和彦さんらしい転調しまくりのドラマでしたが、ラストの憑き物が落ちたようにピュアな自分に戻った橋本愛さん演じるトラ子には、素直に良かったと言いたくなりましたね。

 後はいつも世の中を斜めに見ている感の強い遊川さんが、格差問題に心を痛めたり、SDGsを都市伝説的に否定することなく、素直に肯定していたのが心地よかった。確かにクサいんですけど、共感大。ワタクシは、やらないよりはやる偽善。この意義を強く信じております。

 全体的に小粒だった今クールで、一番刺さったのはTBS金曜ドラマ「石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー」。本当にいい作品でしたね。

 毎回取り上げる事件も身近なモノでしたし、単純に新しいタイプの法廷ミステリーとしても楽しめました。ただそれ以上にこのドラマの秀逸な点は演出の巧みさ!流石はドラマのTBS、面目躍如でございましたね。

 W主演の有村架純さんと中村倫也さんはどちらも実力がありながらも、イマイチ作品運がない気がしていたのでこの作品で持ち味を十分に発揮できたのは、ご本人的にも嬉しかったのではないかと。

 個人的には続編を是非!SPドラマでもいいので期待しております(*^^*)。

 最後は番外編(?)で今週末で終了する深夜ドラマ「彼女、お借りします」。レンタル彼女?40代のオジサンには全く未知の世界ですが、ワタクシ達は普通のデートでも全額男持ち。

 そういう最後の世代なので、ライト風俗でもないこういうビジネスが成立することが逆に凄く衝撃なんですが、パパ活とかよりは健全なんですかね!?ストーリー自体は王道の胸キュン話なので、ハッピーエンドを期待しております。

 それでは今夜はこの辺で。東日本の皆様は、くれぐれも台風にはご注意を☂

 

おめでとう!仙台育英高校~或る関西人からの祝辞~

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 遂に100年の扉が開く!!高校野球ファンならもう説明不要ですよね。そうです、去る8月22日に行われた第104回全国高校野球選手権宮城県仙台育英高校が、遂に東北勢として初めて全国制覇を達成、正に歴史が動いた瞬間でございました。

 岡山生まれ大阪育ちの全く東北にかすりもしないワタクシ(笑)でございますが、それでも今回の優勝には大きな感銘を受けましたので、乱筆乱文ながらも祝辞がてら記事にさせていただきたいと思います。

 

 

1.運命の満塁弾!涙の決勝戦

 仙台育英8-1下関国際。

 結果だけを見れば、仙台育英の圧勝(最近は暑さの関係か、大差のつく決勝戦が多いですね)に終りましたが、試合の流れを見れば決してそんな一方的な展開では無くて。

 ワタクシは仕事から帰宅後、録画でこの試合を観たんですが、途中までは0-0の白熱した投手戦。

 東北勢はいつも決勝戦で点が取れない。そんな嫌なジンクスを感じましたが、仙台育英は無事に1点を先取。その後も少しずつ点差を広げ、7回裏に岩崎選手が放った決勝戦史上4本目の満塁ホームランで決着が着きました。

 決勝戦の満塁弾、4本中2本は佐賀県勢。2007年佐賀北高校の逆転弾は余りに有名ですが、史上初の満塁弾は1994年の佐賀商業。優勝候補だった同じ九州勢の鹿児島の樟南高校相手に互角の戦い。そして9回に西原選手が、佐賀県勢の初優勝を決定づけた一発を放ちました。

 当時、ワタクシは甲子園で清掃の学生アルバイトをしていて、丁度決勝戦は仕事前だったので当時のバイト仲間と現地観戦していました。9回2アウト満塁でスタンドに吸い込まれていった弾道。響き渡る歓声と悲鳴・・・。今でもその光景はよく覚えています。

 あの満塁弾はすぐにホームランと分かるものでしたが、今回の岩崎選手の打球は初め、外野フライかと思う緩慢なもの。それでも浜風に運ばれてあれよあれよの内にレフトスタンドに。大きく球場がどよめきました。

 岩崎選手は昨年に大病を患い、一時は野球を断念しかねない状況に追い込まれていたとか。そんな彼が放ったあの一打は正に奇跡、天意すら感じられて。

 決勝に挑むこと春夏通算13度、数々の不運に泣いてきた東北勢。その過去を振り払い、今までの負けを全て取り戻すような満塁ホームラン。きっとこの一打は後世までずっと語られていくのでしょうね。

 大差がついたものの、お互いにノーエラー。どちらも最後まで諦めることの無い、真剣勝負の決勝戦だったと思います。惜しくも準優勝に終わった下関国際も大阪桐蔭、近江を下した実力は充分に発揮できていたと思います。きっとこれから中国地方の新たな強豪として活躍を続けるでしょうね。

 

2.野球の神様は、ちゃんと存在していた

 真紅の大優勝旗の白河の関越え。それは東北勢の107年目にしてようやく叶った悲願。正直なところ、ここに辿り着くまでの苦労は、他の地域より遥かに厳しい物だったと思います。

 いつも決勝戦の相手は(ほぼ)格上。しかも打線が全く点を取れなくなる。

 少し前になりますが2011年の決勝戦、ワタクシは青森の光星学院のアルプススタンドで応援をしておりました。

 まあこれは東北というより、初出場前に洗平竜也という好投手(今大会で息子さんが甲子園出場されていましたね!)を擁しながら3年連続で県大会決勝で敗れたエピソードから光星を応援していたからなんですが。

 しかし結果は日大三相手に0-11の惨敗。わずか2安打に封じられ、本当に目も当てられない位にいいところなしの敗戦に、これは東北勢の優勝はまだまだ夢のまた夢の話だな・・・。つくづく感じたものでした。

 東北勢は何とかこの決勝の壁を破ろうと悪戦苦闘していた訳ですが、それが悪しき方向に向かっていた時期も丁度この頃だったかと。

 下手すると県内選手がゼロの野球留学生だらけのチームの乱立、サイン盗みやラフプレー、更には部内の暴力事件・・・。まあ特定の高校だけ、ということではないんですが勝ちたいの気持ちが空回りして余計に野球の神様に嫌われてしまっていた。丁度2010年代の東北勢は強くなりつつも、まだ未熟さが目立っていた気がするんですね。

 今回の最初の優勝校が仙台育英で良かった。しかも今のクリーンな仙台育英で良かった。逆にだからこそ、今年チャンスがやってきた。ワタクシにはそう思えてなりません。

 レギュラーの内、県内選手が半分、後のほとんども東北出身という正にオール東北といえた布陣。そして先進的だった5人の投手の継投策。長打を狙わず、シャープな単打を積み重ねる打線。

 それら全ては今まで決勝で東北勢が勝てなかった原因を分析し、修正した結果。今年のチームはその集大成だったのではないでしょうか。

 東北一の大都会、仙台市にある高校。しかも現在の東北の強豪校はほとんど平成後期から強くなった新興勢力である中、仙台育英だけは昭和の頃から強かった。

 ワタクシの記憶には大越投手を擁して準優勝した1989年、準々決勝で元木大介さん率いる上宮高校が2-10で大敗した記憶も鮮明に残っています。

 あの頃、東北勢で大阪の高校が勝てないとすれば仙台育英東北高校位しかなかったという印象でした。

 ですので、やはり東北の悲願の扉を開けるべきは宮城県勢、つまりは仙台育英しか考えられなかった。我らが大阪桐蔭高校にも大きく影響を受けたと公言する須江監督、選手や関係者への思いやりに溢れた優勝インタビューも素晴らしかった。この監督の下なら選手ものびのびとプレーが出来ると思います。

 かつてのスパルタ鉄拳制裁や、期待しているからこそあえて厳しくする。そういうカラーも全否定はしませんが、もう時代は令和ですからね・・・。はっきり言って、古いです。これからは須江監督や我らが大阪桐蔭高校の西谷監督のような人格者が、強いチームを作っていく時代になるんでしょうね。

3.次に奮起すべきはどこの地域?

 今大会で東北勢は遂に悲願の初優勝を遂げ、準優勝の下関国際も山口県勢として久々に存在感を示した。こうなると同じ雪国としてハンデを抱えながら頑張る北信越勢にも頑張ってほしいですね。敦賀気比が今は孤軍奮闘している感じですが、一時の勢いが無くなってきた日本文理、星稜、富山第一辺りにも期待したいですよね。

 後はワタクシの両親の出身地の岡山県。春の選抜も地味にほぼ毎年出場できているんですが、中々最近は勝てていません。気候も温暖だし、高校の数も少なくないし、岡山市も充分大きい地方都市だと思うので、是非同じ中国の山口県の活躍に刺激を受けてほしいですね~。

 何はともあれ、優勝決定の街の動画を見る限りでは「あれ、もっと喜ばないの!?」と感じたものの、号外をゲットするために皆さん無言でダッシュ、たちまち長蛇の列ができてしまう(笑)。

 そういう所がシャイだけど、心の中はグッと熱い。本当に東北の方達らしいなあと微笑ましかったです。コロナ前には仙台に旅行に行きましたが、また近い内に訪れたいですね。

 とにかくみちのくの夢の成就、部外者のワタクシも大いに勇気づけられました。改めておめでとうございました!!これからも近畿勢と共に、良きライバルとして切磋琢磨して活躍してほしいです。

 それではまた、皆様、良い休日を☀

 

 

「ももさんと7人のパパゲーノ」を観て

 皆様、こんにちは。TOSHIXXXです。

 佳境に入った夏の全国高校野球選手権。明日はいよいよ決勝。3度目の進出で悲願の東北勢初優勝を狙う仙台育英と、我らが大阪桐蔭に続き、近江高校も撃破して波に乗るダークホース、下関国際。中々の好勝負が期待できそうです( ^)o(^ )。

 私が予想するといつも外れるので(苦笑)、ここでの明確なコメントは差し控えたいと思いますが、仙台育英にとっては過去最高のチャンスが到来。これは間違いないでしょうね。

 今までは絶対的エースを軸に勝ちあがり、疲労困憊のうえに相手はいつも格上の関東の名門校。条件が悪すぎました(>_<)。

 しかし今回は若き知将、須江監督の元5人の投手陣を揃え、余力も充分。今回の相手も決して侮れませんが、どう見ても(過去の実績的に)仙台育英が名前負けする相手ではないですよね。

 同じみちのくのスター、大谷翔平選手が104年振りの快挙を達成しましたが、奇しくも今回は同じ数字の第104大会。                               

 東北勢初制覇は光星学院花巻東、そして今回仙台育英に屈した聖光学院でもいいんですが、やはり今までの実績と、ほとんどのレギュラーが東北地方の出身で固められていること。そして伊達政宗公開府以来、東北地方№1の都市であり続ける仙台にある学校。それらの点でも東北の悲願の扉を開くのは仙台育英高校が一番ふさわしい。

 かつては我らが大阪桐蔭への足蹴騒動を初め、色々ダークなエピソードもあった同校ですが、今回こそはそんな過去も吹っ切って涙の全国初制覇、そしてコロナ禍も無視して是非仙台で歓喜の大パレードを敢行してほしい。「日本一からの招待」が現実になることを、心より祈っております(*^^*)。

 それでは昨夜放送されたNHKドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」の感想をアップしたいと思います!

 う~ん、これは本当にひどい出来。期待外れでございました(>_<)。

 死にたいと思いながらも、何とか生き延びる方法を考え、人生を匍匐前進のように進んで行く。そういう人をパパゲーノと呼ぶらしく、ずっと自分の生きるスキルの低さに絶望してきたワタクシとしては、視聴を凄く楽しみにしていたんですが、正直制作陣の皆様には「俺達のことバカにしてるのか、所詮リア充達ならこんなドラマ作るな!」そう言いたい気分になりました( ゚Д゚)。

 主演の伊藤沙莉さんと染谷将太さんがなまじ芸達者だけに、余計作品の作り込みの甘さが露呈して。飲み会でも動じない。普通に恋愛も出来る。野宿して旅もできるバイタリティもある。生きる力、強すぎでしょ(笑)。まずパパゲーノというからにはコミュ障じゃないと話にならない・・・。

 最後の「死にて―」と二人河原に寝ころびながら冗談ぽくつぶやくラストも最低でした。もっと苦しい。特に私のような40代は。途中に出てきた野間口徹さんのシーンには少し共感出来ました。しかしワタクシは更に家庭も崩壊して、養育費を払うために責任の重い仕事を我慢してしてる。朝の8:00から夜の20:00までずっと職場は苦痛、苦悩、ああ働くことって、本当に無間地獄!!

 私はいつも寝る前に思います。このまま、目覚めずにあの世に行けないかなと。そして目覚めては絶望する。日曜日の朝以外、46年の人生、ずっとこんな感じです。

 でも生きるエネルギーが乏しい人間の日常なんて、所詮そんなもの。決してドラマにできるようないいものではないんですよ。ドラマの台詞を借りればそれこそパパゲーノを、生きることの苦痛と絶望をファッションにするな!!そう言いたいです。

 NHKドラマも最近は当たり外れがはっきりしてますよね。去年の「引きこもり先生」は本当に良かったですが・・・。今回は全く共感できず。残念でございました。

 それでは今日はこの辺で。皆様、良い休日を☀