令和に聴きたいビジュアル系!!LUNA SEA「MOTHER」~刺さるコンテンツ(26)

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 1月も中旬に入り、冬ドラマも本格化♬ 今のところ個人的には日テレ日曜ドラマの「シロでもクロでもない世界で、パンダが笑う」がお気に入りでございます(*^^*)。

 元々好きな世界観に、我らが白石聖さんも最後の最後で電撃参戦してくれて大いに楽しませてもらってる訳なんですが、ビリー・アイリッシュの主題歌もいいですね~。

 あの暗くてシュールだけれど一貫して静かなサウンドが、不穏なムードだけで結局何も大したことは起こらない現代の世界を象徴している気がいたします。正に時代の鏡、ですね(*^^*)。

 という訳で、ビリー・アイリッシュの記事をこのブログでアップするはずもなく(笑)、今回も相変わらずの懐かしのビジュアル系特集でございます。今回のクールで感想をアップしたいドラマが、どれも開始が遅いもので・・・。

 単なる穴埋め企画でなく、久々の刺さるコンテンツシリーズということでお付き合いいただければと(苦笑)。

 それでは本日はLUNA SEAの出世作にして最高傑作の「MOTHER」(1994年10月26日発売)を取り上げたいと思います!!

 

 

1.はじめに

 この頃はビジュアル系ブームの幕開けだったと言いますか。

 前作「EDEN」のスマッシュヒットから、今作で一気にブレイクしたLUNA SEA。Mステ他のテレビ出演も当たり前になり、東京ドームのライブは5分でソールドアウト。 

 オリコン最高位こそ2位どまりでしたが、70万枚以上のメガセールスを記録し、当時大学生だったワタクシの周りでも、いわゆるJ ‐POP好きの人達も普通に視聴していた記憶があります。

 まあ今のビジュアル系って、悲しいかな、どう贔屓目に観ても絶対ブレイクしないだろうというバンドしか出てきませんからね・・・。曲は先人のパクリみたいのばかりだし、メンバーは完全にホスト化(または地下アイドル化)してるし、歌詞も非現実や耽美じゃなくて、メンヘラみたいなのばかりですから(>_<)。

 昔はそれこそ太宰治三島由紀夫的退廃の美学だったのが、今は単なるひきこもり5080問題みたいになっちゃったかといいますかね・・・。社会問題は、芸術にはならない。美しくなければ、ビジュアル系とは言えない。長年シーンを見守ってきたオジサンからすると淋しい限りです。

 そう考えると本当に90年代だけが、ビジュアル系の最初で最後の黄金期でございましたね( ;∀;)。それではぼやくのもこれ位にして(苦笑)、このアルバムの全容に迫っていきましょう!!

 

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2.「MOTHER」全曲ミニ紹介

 

1.LOVELESS

 ”LOVE・・・”とRYUICHIが語り掛ける冒頭が印象的です。

 この曲の中に頻出する「LOVELESS LOVEMAKING」つまりは愛の無いSEX。当時は援助交際とかブルセラショップとかが社会問題になり始めた時期で。

 性をお金に換える。そんな価値観が現れ始めた世相を上手く切り取り、問題提起していますね( ;∀;)。当時はバブルが崩壊して、いわゆる失われた30年に日本が突入してしまったことに、ようやく世間が気付いた頃でもあったかなと。

 性のカジュアル化。まあ今では普通のOLさんとか学生さんが、バイト感覚で週末にこっそり風俗やってるなんてことも、そんなに珍しくはなくなってしまいましたけどね・・・。

 

2.ROSIER

 3rdシングル。音楽史に名を刻んだバンドには必ず存在する、エポックメイキングな一曲。LUNA SEAの場合は文句なしにこの曲ですよね!!

 当時もイントロを聴いただけで大ヒットを確信しましたが、実際オリコン初登場3位で、ロングセラーを続けました。

 それまではロック好きな人間は知っている、そんな存在だったLUNA SEAがこの曲のヒットで、一気に音楽番組にも登場するようにも。アップテンポ曲の名手、ベースのJさんならではの最高にノレる一曲でございます(*^_^*)。

 

3.FACE TO FACE

 初期LUNA SEAのミディアムテンポな曲って本当に独特で。

 極言すれば本当にテンポが遅いだけで、情緒感は皆無(笑)。過去作の「MOON」「LASTLY」なんかにも同じような印象を持ってたんですけどね・・・。

 ただ重低音でしっかり作り込んでいるアレンジは、このアルバムでもピカイチ。したがってコピーバンドの練習曲には最適なんですが、一般リスナーにはさすがにマニアック過ぎますかね(*´Д`)

 

4.CIVILIZE

 一転して今度はアップテンポ。今作のアップテンポ曲は敢えてアレンジを粗くして、ソリッド感を前面に出してます。

 

5.GENESIS OF MIND~夢の彼方へ~

 8分にも及ぶ壮大なバラード曲。夭折した仲間に宛てたレクイエムとして作られた一曲です。

 ただこの曲もあまり聴きなれない質感を持っている。独特です。

 その理由は、やはり原作者のSUGIZOさんがクラシックの素養(バイオリン奏者でもありますし)を持っている所が大きいんでしょうね。

 プログレ的。そう言ってしまえばそこまでなんですが、邦楽バンドでここまで西洋的なサウンドとメロディーラインで書ききれるのは本当に稀有なことだと思います。

 例えば尺的にもプログレ的という点でも共通点の多いディルアングレイの「アクロの丘」であれば、日本人の琴線に刺さりまくる切ないメロディーライン全開で、さすがYOSIHIKIさんプロデュースだなと思ったりするんですが。

 この曲もシンフォニック版で聴くと、実に綺麗なメロディーラインであることを再確認できます。ただどこまでも乾いた印象の一曲ですね・・・。

 

6.AURORA

 RYUICHIこと河村隆一さんの理想の女性像は無垢な少女。そう以前のブログにも書きましたが、その美学が炸裂しまくっている一曲です。

 天空に浮かぶ世界の住人のように、近付けない程美しく、穢れの無い女性。そんな存在にRYUICHIさんがいつまでも叫び続けております(*^_^*)。中々最近の有名人ではそんな人はいないな~、そう思っていたんですが最近の女優さんでは浜辺美波さんがピッタリくるかな。なんてことを考えました。

 果して同意していただけるかどうか、是非河村さんに聞いてみたいですね(笑)。

 

7.IN FUTURE

 この曲も粗削りなアップテンポ曲。

 しかし決してそれはいい加減に作っているということではなく、シンプル故に演奏者、特にリズム隊のレベルの高さが浮き彫りになります!!

 真矢さんの迫力あるドラミングは勿論ですが、個人的にはJさんのベースラインにいつも聞き惚れてしまいますね~。TAIJIさん程自己主張はしてないんですが、曲の流れの中ではっきり浮かび上がる低音。若い方でもベースを弾く方は絶対にこのアルバムは聴いておいた方がいいですよ!!

 

8.FAKE

 LUNA SEA得意の前曲からのインターバルなしで始まる一曲。

 前作「EDEN」の「STEAL」~「LAMETABLE」でも同じ流れはありましたが、やや変拍子的な要素があるこの曲を後にしているのが前作とは逆でございます。

 さすがですね。いつも事前に曲順もしっかり議論して、決定してからレコーディングに入るというLUNA SEAの構成力の面目躍如。

 このややじとっとしたアップテンポ曲が幕を閉じたところで、一気に「TRUE BLUE」になだれ込む流れも最高でございます!!

 ただいい料理(曲)を並べるだけではお客様を満足させられない。正に三ツ星レストランでフルコースを提供する神シェフ並みのこだわりを、LUNA SEAの皆さんは感じさせてくれますね(*^_^*)。

 

9.TRUE BLUE

 4thシングル。記念すべき初のオリコン1位曲。ノンタイアップで獲得したという所にも当時のLUNA SEAの勢いを感じます。

 テーマは一見失恋のようで、私的には現代人の孤独を表現しているのかと。今と違って、外交的でない人間はそうそう簡単に誰かと繋がれない時代でございまして。

 当時はPCではウィンドウズ95すら発売されておらず、誰もガラケー、持ってなかったですからね( ゚Д゚)。現在の様におひとり様や草食系男子という肯定的な言葉もなく、私を含めたリア充でない若者には実に厳しい時代でございました(苦笑)。

 

10.MOTHER

 後にシングルカットされた、アルバムのリード曲にして初期LUNA SEAのバラード曲の最高傑作。

 カラオケで歌うと「眠い」と敬遠されることは必至ですが(笑)、荘厳さを極めたこの曲は他のどのビジュアル系バンドにも決して真似ができないと思います。SUGIZOさんのギターとバイオリンが正に我々を浄化してくれます。

 河村隆一さんソロデビュー後の再始動後、「I for  YOU」が発売された時、LUNA SEAってちゃんと売れ線のバラード作れたんや!!と妙に感心した記憶があります(笑)。(その時にはまさか数年後に、切なさと神聖さを兼ね備えた文句なしの神曲バラード「gravity」が誕生するとは思いもしませんでしたが・・・)

 そんなPOPなセンスも持ちながらも、敢えてこのMOTHERみたいな難しい曲を作っていたことに、時代の華としての覚悟を感じ、ますます彼等をリスペクトしましたね(*´Д`)。

 

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3.再結成ブームに対する懐疑

 最後に、このLUNA SEAを含め、最近解散したバンドが次々と再結成している現状に少し私見を。

 やはり、キャリアを断絶させてしまうと、復活後、以前の輝きを取り戻すのは難しいのかなと(>_<)。

 LUNA SEA再結成後に大阪城ホールのライブに足を運んだことがありました。演奏も河村さんの声も本当に円熟味を増していて良かったんですが、やはり懐メロ大会になってしまってました( ;∀;)。当時の最新作からも、ちゃんと曲を披露してたんですけどね・・・。

 その点ではヒムロックこと氷室京介さんはやはり凄い方なんだなと。東日本大震災のチャリティーイベントで布袋さん達が熱望していたにも関わらず、BOOWYの一夜限りの再結成さえ拒否した。

 ちょっとヒムロック、さすがにそれは狭量じゃね?そんな外野の声も少なからずありましたが、やっぱり氷室さんはBOOWYを本当に大切に思っていたからこそ、伝説のまま、ファンの記憶の中だけにしまっておきたかったんでしょうね。

 これぞ、漢の美学だな、まあ結果的にCOMPLEX再結成位で丁度良かったかな~と今では思えますけどね(笑)。

 だからLUNA SEAもやはり以前の輝きって、もう取り戻せない気がするんですね。 

 後はラルクGLAY、我らがBUCK-TICK等のずっと活動を続けてきているバンドと同じように結成○○年、とかメジャーデビュー○○年とかレコード会社等が軽々しく宣伝するのも止めていただきたいかなと。

 例えばキングカズと伊達公子さんはどちらもスポーツ界のレジェンドですが、やっぱり私はキングカズさんの方に共感するし、形だけかもしれませんが今年J1出場する瞬間は是非動画で拝見したいと思ってますからね( ^)o(^ )。

 そんな訳で、最後はやっぱりノムさんばりにぼやいてしまいましたが(笑)、この「MOTHER」は四半世紀経った今も輝きを失わない、ビジュアル系のみならず日本音楽史に残る名盤でございます!!

 まだ聴いたことのないお若い方も是非手に取ってみてください。きっと新しい世界が広がりますよ(*^_^*)。

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

 

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「福岡恋愛白書14 天神ラブソング」を観て

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 本日で3連休も終了。皆様いかがお過ごしでしたか?

 私は先日宝くじの換金(600円)に出掛けたら偶然高校時代の友人と出くわして、ご飯食べたりとかはありましたが久々にのんびりモード。家事をしつつ本も読みまくりましたね(*^_^*)。

 さて、昨日「シロでもクロでもない世界で、パンダが笑う」にも出演されていた我らが白石聖さんの幻のドラマ「福岡恋愛白書14 天神ラブソング」が、1年の時を経てまさかの関西圏でも放送されたので、急遽感想をアップしたいと思います!

 白石さんの総合力が見事に発揮されてました。白石さんって欠点と言いますかいわゆる穴がないんですよね(*^^*)。

 演技派とか世界の美女ランキングTOP10入りの女優さんとかだと演技力S、容姿S後は微妙。そんな感じなんでしょうが、白石さんは全てがAランク。

 ルックス、演技力、声質、歌唱力、そしてトークスキル(ラジオでもいつもいい感じですよね)全てハイレベル。突出した武器、というと少し弱い気がしますが、同年代でもここまでの女優さんは中々いないと思いますよ・・・。

 その点で云えばこのブログでの推しの双璧、まいんちゃんこと福原遥さんは、容姿は文句なしのSランク。ただ声や演技力(よく大袈裟だと言われますから)は正直好みが別れる・・・。後は歌唱力も。要は作品を選ばざるをえない面があるかなと。

 白石さんはいい意味で癖がない。だからどんな作品でもすっと馴染んでいけるし、女優としての汎用性も高い。

 福原さんは正直女子高生には見えませんが、白石さんは昨夜の社会人(記者)でも今回の女子高生役でもピッタリハマる。これって、中々凄いことですよね( ゚Д゚)。

 肝心のストーリー、正に王道の胸キュン話で最高だな~と思ってたんですが、ラストが個人的にはドン引き(>_<)。何で別れちゃうの!?就職して遠距離って彼が熊本帰るだけやろ、それでこんな運命の恋を手放していいの~!?

 ・・・今の若いコはドライなんですかね。でも実話を元にしたフィクション。そう書いてあったから、やっぱり最後は二人はめでたくゴールイン。ついでに云えば白石さんが最後に空港で出会った子供も、結婚して自分の子供を連れてる。シンプルにそういうラストで良くなかったですかね(>_<)。

 1年付き合って私達別れました。ありがとう♡ってそんなどこにでも転がってる、ありふれた恋バナにされてしまったことが、オッサンには非常に酷でした(涙)。君達の人生はその程度か!!と喝でございますよ。ついでに脚本家(女性)の方にも。あれだけ王道を走れるだけ走りまくって最後だけ大外しなんて、反則にも程がありまっせ(苦笑)。

 ああ残念。もしあのまま二人がゴールインしてたら、今作は間違いなく永久保存版になってましたね(^-^)。

 さて最後は舞台となった福岡県。本当にいい所なんでしょうね~。適度に都会で、郊外には田園風景も広がってて。食べ物も美味しいし。方言にも癒されますよね(*^_^*)。

 実は九州は長崎しか行ったことが無くて。広義でいえば沖縄と屋久島には旅行したことがありますが(笑)。九州以外では新潟県を除いて、全ての都道府県に足を運んでいるんですけどね・・・。

 ふらりと博多ラーメンでも食べに行きたいな。ドラマを観てそう感じました。残念ながらこのドラマの聖地巡りはしないでしょうけど(苦笑)。

 それでは今日はこの辺で。これから私もランニングしてきます🏃

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「教場」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 さてさて2020年も明けて、今週が仕事始めという方も多かったと思いますが、皆様大忙しだったことでしょう。疲れた身にまた3連休は嬉しいですよね(*^_^*)。

 という訳で、本日は夜中に起きて録画を一気観したキムタク主演の正月ドラマ「教場」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.ハイレベルな三位一体

 いやはや、やっぱり最近はフジテレビのドラマが一番頑張ってるな。本作でまたまた私はその思いを強くいたしました( `ー´)ノ。

 脚本の君塚良一さんはさすがですね~。前後編で約4時間(CMも多かったですが)の大作を中だるみせずに観させる筆力は、圧巻でございました!!

 その要因を深堀りさせてもらえば、やはりお仕事モノ・ミステリー・そして人間ドラマ、いずれの要素でもハイレベルだったので我々視聴者を飽きさせなかった。そこに尽きるのかなと。

 教場と呼ばれる、警察学校のことをここまで詳しく紹介したドラマって、多分初めてでしたよね( ゚Д゚)。

 入校から卒業までの半年間の中で起こる出来事を前後編に分けていた訳ですが、前編が生徒達が巻き起こす様々なトラブルをミステリー調に、そして後編ではより生徒達の内面に迫る人間ドラマに仕立てていた。見事な構成でした!!

 個人的には後編の方が良かったです。感涙もののシーンの連発で。普通ならこれ一個で終わりだなというエピソードを、惜しむことなく贅沢に使ってくれていましたよね(*^^*)。

 しかし一番刺さったのは、卒業式の最後にキムタク演じる風間教官が工藤阿須賀さん演じる宮坂君と握手したシーン。

「死ぬなよ」 

 いやはや、実に深かったです!!あの一言で教官の過去が全て見えた。彼自身も右目を失った凶悪事件で、大切な部下を失った。それがきっと宮坂君によく似ていたんでしょうね・・・。だから厳しく接しながらも、一番彼のことを気に掛け、期待もしていた。

 さらっとしていながらも、本当に胸に染みました。最後の千両役者キムタクここに在り!!を再確認できました(*^^*)。あれ!?これってどこかの映画で観たことあるシーンだ。なんて野暮な詮索は無しですよ(笑)。

 

2.中堅俳優陣の「教場」?

 このドラマには多くの有名どころの俳優さんが出演されていましたが、昨年の「グランメゾン東京」に比べると、いわゆる中堅どころの方々が多かったですよね(*^^*)。

 「麒麟が来る」の濃姫役で一躍注目を浴びている、川口春奈さんもいい演技を見せてくれていましたが、今回一番光っていたのは、個人的には元AKBの大島優子さんだった気がしますね~。

 AKB卒業直後から大島さんは女優業をされていましたが、当初は肩に力が入り過ぎているというか、演技にぎこちなさが目立っていた気が(>_<)。

 しかし最近ではさすがは元子役、段違いのレベルアップを果たされた気がしています。演技にどぎつさがなくなったので、今回のような群像劇でも中心的な役割が果たせたのかなと。

 失礼ながら美人系の枠ではないと思うので、これから年齢を重ねて演技に磨きを掛ければ、息の長い助演女優さんに成長されるのではないでしょうか(*^^*)。

 他にも三浦翔平さんや最近大活躍の富田望生さんもさすがの存在感でしたが、個人的に注目したのが生徒の都築役を演じた味方良介さんでございました。

 今回のメインキャストでは一番マイナーな方だと思いますが、これから伸びてくるのではないか。そんな予感がいたしました。

 

3.治安と平和を守るための厳しさ

 最後にあんなに厳しい警察学校で新人を教育しているからこそ、優秀な警察官の方が途切れることなく日本を支えてくれているんだな。

 感謝の気持ちが芽生えると共に、頑張ってワタクシも、勤労と納税の義務は果たしていかないとなという気持ちを新たにいたしました。

 今回は感想のアップが遅かったので、先にYahoo!とかの感想欄も覗いてみたりもしたんですが、あんなパワハラ環境引くわという投稿が多くてビックリ( ゚Д゚)。

 分からないでもないですが、警察や自衛隊高校野球とかと一緒くたに考えるのは私は違うと思うんです。ぬるい環境で育った人材が、我々市民や日本国を果たして守ることができるのでしょうか(>_<)。

 最近はようやくスイーツ大河や、お花畑戦国時代モノも消えつつあるので、個人的にはいい傾向だと感じております。

 厳しいものは厳しい。でもだからこそ(確かに時々不祥事は耳にしますが)警察組織の皆様には敬意を持って、我々一般市民は接していきたいですよね(*^^*)。

 それでは今朝はこの辺で。皆様、素敵な三連休をお過ごしくださいね☀

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「忘却のサチコ 新春スペシャル」を観て

 皆様、新年あけましておめでとうございます🎍TOSHIXXXです。

 いよいよ2020年代のスタートですね、本年もよろしくお願いいたします(*^^*)。

 さてさて、実はワタクシ昨年人生で初めて年末ジャンボ宝くじを購入いたしまして。

年末ジャンボを連番で10枚、ジャンボミニをバラで10枚。まあビギナーの庶民らしい買い方で(笑)。

 子どもの頃は、いい年してこんな割の合わないモノを毎年買ってる大人達の気が知れない。そんなことを思っておりましたが、昨年はワタクシも吉日の早朝に大阪キタの有名な売り場に並んで一番愛想のいいおばちゃんから購入し、四天王寺で購入した数珠入れにくじを収納するなど完全にガチモード。

 しかも7億はいらないけど、3000万位なら嬉しいな。少し寄附して後は老後資金に・・・。なんてあらぬ妄想が広がっておりました(*'▽')。

 で、肝心の結果はジャンボもミニも1枚ずつ、末等が当たりました。6000円購入して600円ゲット。ああ、この微妙な結果ときたら!!現実はこんなもんですね(苦笑)。

 まあそれでも私の脳裏には、弁財天がワタクシに600円を手渡して「はい、これでコーヒーでも飲んで。また今年もよろしくね♡」とウィンクした映像が浮かびました。

 そんなこんなで今年も、どこにでもいる小市民のオッサンモード全開で頑張ります(*^^*)。それでは録画を観た「忘却のサチコ 新春スペシャル」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.魅惑の街、神戸

 今回の舞台は神戸。

 高畑充希さん演じる、敏腕編集者の佐々木幸子が、芥川賞ならぬ芥山賞にノミネートされた作家の美酒乱氏の神戸取材に同行。そこで後輩の葉山奨之さん演じる小林君と、デート企画のシュミレーションも並行して行うという内容でございました。

 神戸の美味、神戸ビーフバケット等が出て来てましたが、個人的にはもっと南京町を取り上げてほしかったかなと。

 神戸は京都に比べるとコンパクトで、デートや行楽には向いてる街なんですが、何と云っても関西唯一の中華街である南京町に魅力が濃縮されていて。屋台もお店もどちらもリーズナブルな価格で美味しいモノを沢山楽しめますから。

 正直お肉やスイーツならお金さえ出せば、最近ではどの地方都市でもそれなりのモノが食べれると思いますのでね(*´Д`)

 そんな訳でグルメの方は今一つだったんですが、ドラマは相変わらず良かった。特に有馬温泉で芥山賞落選を知り、自棄になった美酒乱先生を諭す、幸子が最高でした!

” 確かに先生の作風は賞には向かないかもしれません。でも、先生の実力が芥山賞に見合わないとは思いません。

 所詮その程度まで。土台無理な話。何をおっしゃっているんですか?

 私は先生の、別の才能を見つけた訳ではありません。先生の官能小説家としての20年があったからこそ、私は、先生が書かれる純文学を読みたいと思いました”

 く~、こんな台詞を担当編集者に言われたら、どんな作家も感涙でございますよ( ;∀;)。お見事でした!!

 

2.神戸のまさかのB級グルメ

 刺さる展開だった今回の締めに登場したのがそばめし。一瞬❔マークが点灯したんですが、神戸のB級グルメらしいですね( ゚Д゚)。ワタクシ、全くそのことを知りませんでした。

 大阪人は意外と知らないかも。と云うのは、大阪人って焼きそば定食が鉄板なんですよ!!焼きそばと味噌汁と白ご飯。ですので、どうもあの混ぜこぜの感じがね・・・。劇中で観ても、正直食べたいとは思いませんでした(苦笑)。

 しかし、あのそばめしで幸子は過去と決別することができて。早乙女太一さん演じる元婚約者の俊吾くんとまさかの再会。そこでは彼がオネエの姿になっていて・・・あのシーンで、幸子のみならず我々視聴者も全て理解できましたね。

 ですので色んな感情やしがらみを、幸子はあのそばめしのようにぐちゃぐちゃにして一気に平らげてしまった。後に残るは空白。そしてその空白には、きっと新しい恋と幸福が訪れるんでしょうね。春風と共に。

 

3.高畑充希、谷間の世代で独り勝ち!!

 正直どのドラマも似たような不思議ちゃんが多いんですが、それでも高畑充希さんは魅力のある女優さんですよね(*^^*)。

 前回秋クールも、同世代の波留さんと新木優子さんの主演ドラマが苦戦する中、高畑さん主演の「同期のサクラ」は存在感を見せてくれてました。

 個人的には黄金世代のアラサー女優さんの次は、広瀬すずさん達の98年世代に期待しているワタクシなんですが、高畑さんには元気がない20代ど真ん中世代女優のリーダーとして今年も頑張っていただきたい。応援してますよ!!

 

 それでは今日はこの辺で。皆様、お互いにいい年にしましょうね✨

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2019年秋ドラマ総括

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 早いもので令和元年も残り2日となりましたね。今年もお世話になりました(*^^*)。

 ところで、当ブログも今回で記念すべき500記事になりました~🎉これもひとえに読んでいただいている皆様のおかげでございます。本当にありがとうございました。

 相変わらず日々のアクセス数自体は微妙ですが(苦笑)、今年に入り読者数も☆の数も少しずつ増えてきたので手応えを感じております。来年も基本ワタクシの戯言ながらも、皆さんにも楽しんでいただける内容を心掛けていくので、引き続きよろしくでございます(*^^*)。

 それでは昨日の「グランメゾン東京」最終回で幕を閉じた、秋クールのドラマの総括をアップしたいと思います!

 

 

1.はじめに

 予想通り今回も「ドクターX」が圧勝。まあこれはワタクシ的にはAKBのミリオンセラーと同じ位置付けなんですが(笑)、流石に根強い人気でございます。

 その「ドクターX」を初め、平均視聴率2桁獲得作品は3作。数字的には例年に比べると少し淋しい結果となりましたが、個人的には力作が多く、正に実りの秋だったと思います(*^^*)。それでは詳細に触れていきましょう!

 

2.各局の看板枠に力作が集結!

 今回は各テレビ局のいわゆる看板枠がそれぞれ力を発揮したかと。

 まずはTBS日曜劇場「グランメゾン東京」。視聴率首位は逃したものの、キムタクは未だ健在!!ワタクシの周りでもハマっている人が多い良作でございました。

 久々の本格料理モノという点がまず嬉しかったですが、脚本も熱くて、スタンダードながらも本当に面白かった。グランメゾンの世界に、すっかり引き込まれました🍴

 2010年代に入り、さすがにキムタクももうオワコンか・・・。そんな風に私も思っていましたがどうしてどうして。令和に入り、まさかの大復活!!ヒロインの鈴木京香さんにも助けられましたが、まだまだ最後の千両役者、キムタクは死なず。俄然来年のスペシャルドラマ「教場」も楽しみになってきましたね(*^^*)。

 そして水10ドラマ「同期のサクラ」も平均視聴率を2桁に乗せ、かなりの高評価を獲得。私は高畑充希&脚本の遊川コンビの前作「過保護のカホコ」がイマイチだったので今回は観てませんでしたが、惜しいことをしましたね(>_<)。

 水10ドラマも一時低迷していましたが、前作「偽装不倫」に続いて2作連続の平均視聴率2桁と完全復調!今年は日テレドラマ自体がV字回復した一年でしたから、来年も期待できそうです。

 そして我らが月9の「シャーロック」。惜しくも平均視聴率2桁は逃しましたが、令和の新たな月9を、スタイリッシュに演出。月9初降臨のディーンフジオカさんの流麗なビジュアルが、往年の名探偵にハマっておりました♬

 そして相棒の若宮役の岩ちゃんこと、岩田剛典さんも良かったです!!正直今まではジャニーズ事務所若手俳優以上に、棒演技だと思っていたのですが・・・。今回で一皮剥けた気がしますね(*^^*)。来年も月9には頑張ってほしいです。

 

3.他の枠にも光る作品が・・・

 残る枠も、視聴率以上に光る作品が沢山ありました。

 まずは日テレ土曜ドラマの「俺の話は長い」。個人的にはこの秋クールで一番ハマった作品でございました!!演者と脚本の力が本当に凄かった( ゚Д゚)。そして最近廃れていたホームドラマで、久々の良作が観れたことも嬉しかった。

 生田斗真さんと小池栄子さんなら、劇場の二人芝居でも充分素晴らしい作品を届けてくれそうな気がしますね(*^^*)。最近の医療モノ、刑事モノ、シリーズ物一辺倒のドラマ界に一石を投じてくれたのではないかと。その点でも意義のある作品だったと思います。

 後は久々の続編だった「まだ結婚できない男」と「時効警察始めました」。どちらも10年以上前回から経っていて、新キャストに対して厳しい意見もありましたが、ワタクシは楽しく拝見しておりました。何より阿部寛さんとオダギリジョーさんがブランクを全然感じさせず、さすがは日本を代表する役者だな~と感銘を受けましたね(*^^*)。

 最後に番外編でテレ東深夜でやってた「新米姉妹のふたりごはん」。飯テロの異名を持つテレ東さん、とにかく料理の映し方、魅せ方がヤバかった!!後は変に奇をてらわず、優しさと癒ししかない世界観もほっこりして良かったです。最近どぎついドラマが目立ちますからね(苦笑)。

 大友花恋さんが演じていた料理好きのあやりちゃん、劇中ではコミュ障気味でしたが、実際にいたらお嫁さん候補で大人気でしょうね( ゚Д゚)。最近は専業主婦でもレトルトや冷凍食品の夕食、なんて家庭が多いですからね(@_@;)。私も自炊のレベルをまた上げていかないと・・・。そんな気持ちにさせてくれました、VIVA!!

 それでは今朝はこの辺で。皆様、良いお年を🍜

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2019年月9ドラマ大総括!

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 さてさて今日はクリスマスイブ。皆様はどんなご予定でございますか?

 まあワタクシはバツイチのアラフォーオジサンなので、今更どうでもいいんですが(笑)、若い頃はそれなりに気になる一大イベントでしたね(*^_^*)。

 幸運にも一緒に過ごす人がいた年は、それこそプレゼントの値段でずっと悩んだりとか、慣れない高級レストランでガチガチに緊張して、味とか全然覚えてなかったりとか。う~ん、あんまりいい思い出はないですね(笑)。正に若気の至りでございました。

 最近の若い方はハロウィンとかの方を楽しみにしてるのかな・・・。そんなこと思っていたら、バーガーキングさんが一人クリスマス用に「ぼっちバーレる」なるセットを発売していることを知りまして( ゚Д゚)。

 ネーミングセンスが最高ですね。入れ物のバレルとバレるを掛けてるんですね。大阪人には刺さる、刺さる!!個人的にこういうセンス、大好きでございます(笑)。

 職場の帰り道にバーガーキングがあるので買えそうなら、是非1つ購入したいと思います(*^^*)。でも数量限定らしいので、意外と売り切れてしまう予感もしますね(笑)。

 それでは昨日の「シャーロック」終了で幕を閉じた、今年の月9ドラマを振り返りたいと思います!!

 

 

1.「トレース~科捜研の男~」(主演:錦戸亮

 沢口靖子さんのあの名作への挑戦状!?そんな声も飛び交った2019年月9第一弾作品。このブログでも感想を毎回アップしておりました(*^^*)。

 しかし、もう内容をほとんど覚えていないんですね(+_+)。インパクトの薄い作品だったな~と。ラストの黒幕の千原ジュニアさんの超絶棒演技だけは、今でもよく覚えていますが(笑)。 

 まあ設定は全然違うんですが「絶対零度」とよく似ていたなと。正直どっちがどっちか分からなくなってます。TBSの日曜劇場でいうところの「陸王」と「下町ロケット」みたいな感じですかね(笑)。とは言いつつ、演者は「絶対零度」より微妙だった気が(>_<)。

 主演の錦戸さんも、演技力は中の上と云ったところですし、後半はかなり修正されましたが、船越栄一郎さんのオラオラ演技にドン引きする人も多かったですよね・・・。後は後述しますが、最近の月9に漂うしらけムードが気になりました。

 格差社会だから金と権力には逆らえない。弱者はどんなひどいことをされても泣き寝入りするしかない。そんなイジけた月9って・・・。ただ視聴率は安定の2桁で、上昇気流は続いているなと感じさせてくれましたね(*^^*)。

 

2.「ラジエーションハウス」(主演:窪田正孝

 個人的には今年の月9ドラマの№1作品。放射線技師というマニアックな職種の方々の群像劇でしたが、往年の月9らしい少女漫画的な胸キュン要素も全開で、長年のファンとしては大満足の作品でございましたね(*^^*)。

 前回秋クールでも、演技力を酷評されたばっさーこと、本田翼さん。しかしこの作品のヒロインは彼女でないと成り立たなかった。個人的にはそれ位ハマっていたと思います。

 まあそれこそ1990年代~2000年代の作品に比べると地味ですが、今年の作品の中では一番華があった。主題歌も今の若いコは好きなんだろうなと思わせてくれる感じだったし、キャストがいちいち中央に寄ってくる演出も「HERO」を意識してたのかなと懐かしくて(笑)。

 このドラマは続編、そして映画化も充分狙える作品かなと。昨年の「コンフィデンスマンJP」と併せて、最近の月9は春に良作を届けてくれる。そんな印象を強くした「ラジハ」でございました(*^^*)。

 

3.「監察医 朝顔」(主演:上野樹里

 好調を維持する月9が、2年振りに平均視聴率首位を奪還!!内容的にも、事件解決を早めて、その他のエピソードに時間を割くなど新しい試みが斬新でした。ただ個人的には世間の皆様ほど、私はこの作品を評価できなくて(>_<)。

 その理由は簡単。要するに月9じゃないんですよ、この作品は。日テレ水10ドラマ辺りで放送してそうな内容。時任さんと上野さんの2世帯同居の描写はほっこりしましたが、どうにも所帯じみ過ぎてて(苦笑)。ついでに云えば、旦那役の風間俊介さんも完全に生活を共にできそう、それだけで結婚してあげた感が( ゚Д゚)。上野さんは全然彼にときめいてないんだろうなと。

 ・・・そうじゃないんですよね。やっぱり月9は胸キュンなんですよ。恋愛>結婚なんですよ!!安らぎより刺激なんですよ。

 後は、当初は凄いなと感じてた東日本大震災の描写も、これは月9が描くべきことなのかな。それこそ日曜劇場やNHKの金ドラとかで扱えばいいんじゃないかな・・・。そんな疑問も湧いてきまして。

 月9はいい意味でバカやってたらいい。最近はNHKとかの方がよっぽどぶっ飛んだ作品を発信してる。そう感じてしまいますね( ゚Д゚)。

 という訳で「監察医 朝顔」。ワタクシ的にはレベルの高さに異論はないものの、かなりモヤモヤ感が残った作品でございました(>_<)。

 

4.「シャーロック」(主演:ディーンフジオカ)

 残念ながら連続平均視聴率2桁が、ここで途切れてしまいました(>_<)。しかし私的には、まだまだ月9は牙を抜かれていなかった。意味のある冒険だったと確信できた作品でございました。

 まず前作の所帯じみたダサダサの世界から、最先端のスタイリッシュな世界に還ってきてくれた。特にディーンさんのオープニングとバイオリンを弾くシーンは、毎回楽しみでしたね(*^^*)。

 男くさい、まるで男子校みたいなキャスティングでも、華がないなんて全然思わなかったので、作品としては相当力があったのかなと。

 ただラスボスの守谷壬三、あれはないですよね~。あのキャラに無名な俳優さん使っちゃダメですよ(>_<)。まあ千原さんみたいに有名でも、全然演技できなければそれもダメですけどね(笑)。

 結構好みが別れる作品でしたが、ワタクシ的には大満足♬逆にこの作品は木曜劇場でパート2をしてもいいのかな、その方が合ってる気もしますね(*^^*)。個人的には秋のお気に入りだった本作でございました。

 

5. 月9らしさを忘れないで!!

  残念ながら5期連続で続いていた、月9の平均視聴率2桁記録は途絶えてしまいました。奇しくも次回作はその連続記録の始まりとなった「絶対零度」の続編。

 沢村一樹さんを軸にまたあのミハンシステムが帰ってくる訳なんですが、個人的には来年の月9はあまり結果ばかり追わずに、自分らしさを忘れずに頑張ってほしい。そう思っているんです(*^^*)。

 月9らしさ。それって正に今のインスタ映えとか、キラキラした世界観とか、ティーンに訴えかけるテーマとか。一言で云えば合法ドラッグ。観てるだけでハイになれる、それが月9なんです。後は過去じゃなくて、未来。ぶっちゃけ、ジジババへの忖度はテレ朝さんに任せとけばいいのかなと(苦笑)。

 その点では予測逮捕をテーマをした絶対零度シリーズには期待しています(*^^*)。そして春先にはレベルアップした今の実力で「突然ですが、明日結婚します」みたいなおバカなラブコメをまた作ってくれないかなと~。今の月9なら、きっといいものが出来るはず。

 後は初のハロウィンものとか、SDGsをテーマにしたりとか、色々やっぱり月9には挑戦してほしい。私はずっと付いていきますから。でも変わってほしくないのは、やっぱり月9の性善説というか週刊少年ジャンプ的な価値観。そこだけはダサいと言われても、新階級社会だと言われる世の中でも、死守してほしいんです。

 今年の月9ドラマは、冒頭でも述べたように、権力者やその子弟がどんなにひどいことをしても罰せられない。悪が裁かれない。そういう放送回が少なからずあって。

 それが凄く悲しかった。そんな月9、観たくなかったです。確かに今の日本は停滞していて、東京オリンピックが終われば後は地獄。そんな風潮ではあるんですが(>_<)。

 でも月9までもが、諦めモードになったら一体誰が希望を持てるんですか!!月9だけには最後まで夢見る夢子ちゃんでいてほしい。明るい未来のマイルストーンであり続けてほしい。そうじゃないと、本当にこれから日本は沈没でございますよ( ;∀;)。

 だからやっぱり今年は「ラジエーションハウス」が、一番月9らしいドラマだった。胸キュン片思い、美しいものがやっぱりいい。そして患者のために暴走する正義。弱者に寄り添う物語。あの作品のおかげで無事に月9のDNAは平成から令和にバトンタッチできた。私はそう確信しております( `ー´)ノ。

 ただ恒例化しつつある最終回後の2時間スペシャルは、そろそろ終わりにしませんか。正直お腹一杯で消化不良になりますので(笑)。

 そんなこんなで来年も感想アップは厳しいですが、録画でも何でも必ず全作品&全話ワタクシは観ます(*^^*)。今年も製作スタッフの皆様にはこの言葉を贈ります。

 ”俺達は、月9なんだ”。昭和の終わりから、数々の記録と伝説を巻き起こしてきたことに誇りを持って。別格なんですよ、貴方達は。他の枠とは(日曜劇場だけは良きライバルだと思いますが)全然違うんですよ。だから2桁狙いのせこいヒットより、どでかいホームラン狙っていきましょう。頑張れ月9!!

 それでは今朝はこの辺で。素敵な聖夜のために、仕事と勉学をまずは頑張りましょう🎄

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「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」を観て

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 先日、帰阪したらずっと飲みに行こうと言ってた同僚二人と、鶴橋の焼き肉屋で忘年会をいたしました。中々バタバタしていたせいで延び延びになってたんですが、何とか今年中に敢行できてよかった。楽しいひと時でございました。(*^^*)

 さてそれでは今夜は先程まで放送されていた「悪魔の手毬唄金田一耕助、再び~」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.過ぎたるは及ばざる如し

 今作は、「犬神家の一族」「八つ墓村」の二大看板の次点に位置する作品。両親が岡山出身のワタクシとしても親近感を持っている作品でございます(*^^*)。

 まあ、これはですね、あんまり色々言うとネタバレになるので困るんですが、やっぱりモテすぎる男ってのも不幸なのかなと。

 今回のキーパーソン、恩田幾三こと青池源治郎。復讐の道具だったとは云え、犯人に娘を3人も殺され(皆美しかったのは源治郎がイケメンだったからですよね)、自身も頭を斧でかち割られ、顔まで焼かれてしまった訳ですからね・・・。それは外ならぬ悋気の炎。何とも因果な話でございます(+_+)。

 やっぱり、男は女性に縁がそんなにない方が気楽なのかと。今回、金田一OBの古谷一行さんがまさかの出演でしたが、彼が犯人に寄せていた淡い感情。それ位が一番幸せなのかもしれないですね。

 そして冴えないメンツ揃いでも、同性同士でわいわいやる方が楽しいのかなと。村の女性達も、女子会できる位仲が良ければ違う未来があったんでしょうしね・・・。金田一さん達が皆で蕎麦食べながら捜査会議している姿が一番楽しそうでした(笑)。

 正直幼い頃に観た時に比べて手毬唄も全く怖くなかったし、舞台も金田一さんもいやに小綺麗ではあるんですが、これは令和という現在の、当然の軽さなのかなと。

 例えるなら、我々40代も子供の頃のイメージより、随分若々しいモノに変わっている感覚というか。だから単純に古谷さんや石坂浩二さん、片岡鶴太郎さんの頃と比較はできない気がするんです。

 最後に今回のヒロイン、中条あやみさん。相変わらず微妙な演技力ながらも、圧倒的なビジュアルで見事に大空ゆかり👉別所千恵子になりきっておられました!!陰惨な事件に、せめてもの彩りと清涼感を添えてくれていましたね(*´Д`)。

 そしてビジュアル系好きの私としては、大野いとさん演じる青池里子も最高でございましたね。あの頭巾もさることながら、真相を知り、犯人の身を案じつつ一筋の涙を流しながら息絶えるシーンは本当に心を打ちました( ;∀;)。これなんですね、昔から変わらぬワタクシの大好物。金田一耕助シリーズ、そしてこのブログにも流れる(笑)陰影の美学が炸裂しておりました、VIVA!!

 

2.私的には加藤シゲアキ金田一、いいと思います!!

 昨年放送された「犬神家の一族」から新たな金田一耕助となった、NEWSの加藤シゲアキさん。当初は賛否両論ありましたが、私はいいなと思っていて。今回は完全に役柄も板についてきましたし、余裕も感じられましたね(*^^*)。

 今までは先述した古谷さんを始めとして、前作の稲垣吾郎さんまで全て私よりも年上の俳優さんが演じていたんですが、ようやく今回の加藤さんで年下になって。

 そうですね、高校球児が遂に自分より年下になった感じといいますか、ああ、金田一耕助って、若者の時代もあったんだよな。最初から最後までのオッサンじゃなくて。改めてその基本設定を思い出しました(笑)。

 令和の金田一耕助加藤シゲアキさん。私的には今回の演技で異論なし。そんな印象を皆さんも是非持っていただきたいな~と。これからも加藤さんには末永く金田一耕助を演じてほしいですね(*^^*)。

 

3.ネットもテレビもない時代だけれど・・・

 名探偵、金田一耕助

 古今東西、名探偵は数知れず。シャーロック・ホームズ、エルキュール・ポワロ、フィリップ・マーロウ明智小五郎榎木津礼二郎・・・。皆さん超人で凄いなとは思いますが、別になりたいと思う存在ではなく。私が昔から憧れ、生まれ変わったらなりたい探偵と云えば、やっぱり金田一耕助だけなんですよね~。

 元祖フリーランス、元祖おひとり様(笑)。もっと戦略的に生きればお金儲けも女性にもモテモテになるはずなのに、敢えて探偵道一本を極めていく。正に求道者ですよね~。 

 まあいつも毎回人を無駄に死なせすぎな気はしますが(苦笑)、それでもあんな風に自由気ままに生きてみたい。戦後すぐの設定だから今とは比べ物にならない位娯楽もないし、ホント不便極まりない時代ですが、金田一耕助の日常って、今のSNS三昧の私達よりずっと誰かと繋がってるし、エキサイティングですよね(*^^*)。

 やっぱり幸せかどうかを決めるのは自分自身。時代とかそういうせいにしてしまうのはいい訳なんだなと。陰惨な事件ばかり起こりますが、いつも最後には元気をもらってます。改めてありがとう、金田一耕助。私の中の名探偵は、今も昔も貴方だけでございますよ!!

 それでは今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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