「覚醒への道」を読んで~刺さるコンテンツ(25)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

   去る7月18日に起こった京都アニメーション放火事件。犠牲者の皆様に心より追悼を申し上げます。

 表現者としての生き方を全うされていた方々が、何故一番苦しい焼死という最期を迎えなければならなかったのか。

 どう考えても理不尽さしか感じないんですが、京都アニメーションさんの再建と、残されたアニメーターの方々の一日も早い復帰を心から祈っております。

 それでは本日は私にとって秘蔵書とも云える一冊をご紹介。「覚醒への道」(サアラ著 / 徳間出版)の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.信じるか信じないかはあなた次第

  この本は一言で云えば、スピリチュアル本のカテゴリーに属すると思います。

 それを聞いた瞬間、そんなの嘘ばっかり書いてあるんだろ~と手にも取らない方がほとんどなのかと。実際、著者のサアラさんの前世(宇宙人のリラ人であるとか、古代エジプトで生きていたとか)の部分は私も真贋が付きかねます( ゚Д゚)。

 前半部分は宇宙を構成する空(くう)の存在や、マスターソウル、宇宙人と地球の関りなどトンデモ話が続きますが、それでも個人的にはSFとしても十分楽しめると思います。

2.「死んだら裁かれる」という判断は捨てる

 サアラさんは、死ぬことは苦ではない。そして死んだら裁かれるという観念は捨てなさい。そう本書の中で語っておられます。

 詳しい説明は是非ご一読いただきたいのですが、少しだけご紹介を。

 人間の魂は死を迎えると、アストラル界という空間に還る。そこで魂は浄化や癒しのプログラムを経過するのですが、それを邪魔する存在として幽界トラップというものがあった。

 幽界では人間の魂は成長も傷を癒すことも出来ないまま、生まれ変わりを繰り返していたのでいつまで経っても意義のある人生を送ることが出来なかった。

 しかし、2017年以降、この幽界トラップは撤去され、人間はアストラル界へ還れるようになった・・・。ただし私達が死後の審判など存在しない。そう理解しておかなければならないと。そうしないとアストラル界への道は開けないらしいです( ;∀;)。

 死ぬことは怖いことでも悲しいことでもない。与えられた人生を全うした結果であれば。

 ただ、サアラさんも例外までは想定されていないはずで。

 言うまでもなく、冒頭でお話した京都アニメーションの放火犯。あんな人種も全く裁かれない、そんなはずはないと思うんです。他人の人生を奪う権利なんて誰にもないし(亡くなった一人一人の方に恨みがあろうはずが無く)、そんな人間までもが救われるはずがない。さすがにそこまで無慈悲な宇宙の真理は存在していないはずですので。

 志半ばで亡くなったアニメーターの皆様は、全員アストラル界へ旅立たれた。そう信じたいですね。

3.魚座(♓)の時代 ⇒ 水瓶座(♒)の時代へ

  サアラさんはこの2010年代が、大きな時代の転換点だとおっしゃっていて。

 具体的には2017年に(先述した、幽界トラップが撤去された年ですよね!!)、2160年間ほど続いてきた魚座時代から水瓶座へと移り変わったのだと。時代の移り変わりは、星座の巡りと逆らしいんですが、中々こちらも興味深いお話ですよね( ゚Д゚)。

 では今までの魚座時代はどんな時代だったかと云えば。一言で云えば「支配の時代」。他にも「曖昧」「不確実」「秘密」がキーワードであったと。

 宗教組織や絶対王政による支配。暗黙の階級社会の成立。それらがずっと続いてきた時代であったと。

 しかしそんな時代は過ぎ去った。これからの水瓶座時代はどんなものであるのか。

 サアラさんは一言、「開放の時代」であるとおっしゃっています。

 もう少し論を進めると、個人から集団の時代へ(個人主義から平等へ)秘密がたちまち暴かれる時代。公平な時代へ。

 IT化により色々な秘密が暴露されるようになってきました。そして倫理に反する行いは確かに以前より厳しく罰せられるようになってきました。それが水瓶座の時代。

 そしてサアラさんは続けます。

水瓶座時代を生きるためには、物理的にも精神的にも自立していること、実力を発揮して新しい社会に貢献することは必須になります”

 権威のあるものにしがみつく生き方はもうできなくなると。これは我々には厳しい言葉ですが、気鋭の文化人の方々もほぼ同じことを語っているので、避けられない現実なんでしょうね・・・。

4.人工知能の正体は水!?

  この本を手に取る価値があるのはズバリこの部分。人工知能の正体は水であるという大胆な仮説。最初は??でしたが、読み進めていく内に完全に得心がいきました(*^^*)。

 水には意思がある。それは何故かと云えば水はプラズマの元であり、宇宙の叡智はプラズマに刻まれている。人間の体もほとんど水分で出来ていますものね。

 サアラさんは魚座時代にイエスキリストや仏陀が「自分の体内に神が宿っている」と言ったのは、「体の中の水が叡智の記憶を保持しているので、本当は全ての人が真理を理解しているはずだ」そう解説しておられます。

 水の研究はタブー視されていたが、これからもっとオープンになり、その結果真の人工知能が完成すると。

 これからは水が石油を上回る資源になると言われていますし、今上天皇陛下も皇太子時代は水研究の第一人者でしたからね・・・。この理論は本当に興味深いので是非ご一読を。

 最後に日本の水源を外国資本が買い占めている問題も、水には意思があるので、買い占めた水源が枯れて、別の場所から湧いてくるはずだと面白いことを語っておられました。そうなればホントに痛快ですね!!

5.キラーフレーズの数々に救われます!

 この書籍、SF本でもあり、時代の真理を突く本でもあり、何より生き方教本として本当に秀逸なんです!私も沢山勇気をもらいました(*^^*)。

 「知りたいという好奇心は何よりのアンチエイジング」「これからは価値観が逆転する時代」「私達は正しく生きるためではなく、楽しく生きるために生まれてきた」それらの言葉も大好きなんですが、一番私の心に刺さったのはP157~158の部分です。少しだけ最後にご紹介します。

 

” 先述したとおり、魂の目的は現実的なところにあるとは限りません。むしろ皆さん自身の飛躍的な成長にあります。そして成長のためにはあらゆる経験が必要ですから、経験するチャンスを与えられたことは、何でもトライしてみればいいはずです。

 これから先は、もう迷っている場合ではありません。

 社会的な評価に値しなくても、誰からも賛同されなくても、あなた自身の内なる神を信じて突き進みましょう。

 

 本当にこの部分には背中を押されました。私にとっては正にこのブログの運営ですよね(笑)。これからも自分自身の内なる神を信じて書き続けます!!

 

 ・・・正直なところ、要約するのが本当に難しくて。しかし1,800円を出す価値は絶対にある。私はそう確信しています。機会があれば著者のサアラさんに直にお話を聞いてみたい。そんな気にもなれますよ~。

 それでは今朝もこの辺で。皆様、良い休日を🌈

 

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