「世にも奇妙な物語 '19雨の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 それでは早速観たばかりの「世にも奇妙な物語 '19雨の特別編」の感想をアップしたいと思います。

 

 

1. はじめに

 例年なら春の特別編ですから遅くとも5月までに放送されてるんですが。

 今年は改元もあり、まさかの6月放送となりました( ゚Д゚)。でも本来の奇妙は晩秋はピッタリとしても、春よりこの梅雨時の方が合ってる気がしますよね。

 昔よく読んだ小池真理子さんのホラー短編集に「水無月の墓」なんてのもありましたし。今でも時々読み返してます。

 まあ真夏になると「ほん怖」と被ってしまうので(笑)、この時期の奇妙もいいな・・・そう感じた特別編でございました。

 

2.「さかさま少女のためのピアノソナタ」(主演:玉森裕太

  ここ最近の奇妙は本気も本気!ただ残酷なバッドエンドでお茶を濁していた数年前とは大違いでございます( ゚Д゚)。したがって残念な作品が多いトップバッターも、今回はかなりの力作でございました。

 舞台は音大、そこで日々未来の大家を目指す音楽家の卵達。才能があるから幸せ?好きだから幸せ?う~ん、結局は幸せって、自分が決めるしかないんですよね・・・。

 単純にオチも良かった。黒島結菜さんを救い出し、このままハッピーエンドかと思いきや、やってくれましたね!!これぞ「世にも奇妙な物語」ですね(*^^*)。

 

3.「しらず森」(主演:吉田羊)

 思い出せないタイムカプセルの内容。その正体はまさかの未来の自分へ警告。少女時代に未来の息子と遭遇。おどろおどろしい森はまさかのタイムスリップの舞台だったんですね・・・。

 かつての「墓友」みたいに超絶怖い話かと思いきや、まさかのハートウォーミングストーリーでございましたね( ゚Д゚)。

 しかし欲を言えば、ラストのハッピーエンド、昔の奇妙ならここで無理やりでも、もう一ひねりしてたんですけどね( ;∀;)。そこだけが少し残念でございました。

 

4.「永遠のヒーロー」(主演:郷ひろみ

 久々の設定は奇妙だけど怖くない話。主演はまさかの郷ひろみさん。しかしこれは・・・完全にスベってしまいましたね~。

 何故戦隊もの?変身しなくたって、我らのヒロミゴーなんですよ!?そこにいるだけでもう充分ヒーローじゃないですか(笑)。

 娘の上白石さんが実はAIという展開も、ほとんどの視聴者が最初から気が付いてたはずですし・・・って思ってたらまさかのどんでん返し!!

 ホッとしました。まあラスト5分が素晴らしかったので救われましたね。ただ郷さんの無駄遣いでは無かったかは議論の余地が残りますけどね(@_@;)。

 

5.「人間の種」(主演:木村文乃

 最近の奇妙のラストはバラード調で締める。前回秋の「クリスマスの怪物」は久々の激ヤバ作品でしたが、今回は文句なしにホロリとくる作品でしたね(*^^*)。

 種を植えて生えてきたのはまさかの死別した母親!!つかの間の再会だったわけですが、お母さんの頭に終始芽やら花やら付いているのが何ともシュールで・・・。でもこの既視感、ああこれはティムバートン監督の映画にありそうなストーリーだな。そんな風に思ったりして。

 ただいかんせんオチがそのまんま過ぎたのが、奇妙史上に残る名作☆とまではいかなかったかなあと。これは大減点でございますよ~(涙)。前半が本当に良かっただけに、余計に尻切れトンボ感が際立ちました(+_+)。

 

 ・・・全体的なレベルは上がってきた気がするんですが、突き抜けた作品が逆に無かったかな~と。しいて云えば玉森さんのトップバッターが一番良かった。そんな意外な雨の特別編でございました。

 最後に浜辺美波さんには目指せ!!ポスト広瀬すず👆 佐藤二朗さんにはホント息が長い!!大好きです♡という言葉を贈りたいと思います。

 それでは今夜もこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿

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