映画「ラ・ラ・ランド」を観て~刺さるコンテンツ(22)

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 3連休、あいにくの天気でしたが皆様いかがお過ごしですか?私はレンタカーを借りて紀伊田辺市の世界遺産、闘鶏神社に足を運びました。行けそうで中々行けなかったので・・・。これでもう本当にこの地で思い残すことはないかなと(笑)。

 それでは今朝録画で観て大感銘を受けた映画「ラ・ラ・ランド」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.冬~春

 何となくノーカット版って珍しいな。そう思い、金曜ロードSHOW!で放送されてたのを録画したんです。今朝は今週分の料理の作り置きをしてて、疲れたので英語のリスニング対策にいいかなと(笑)そんな軽い気持ちで副音声で観てました。

 この作品は四季になぞらえた構成になっていて、まずは冬からスタート。

 主人公のミア(エマ・ストーン)はオーディションに落ちまくっている女優の卵。普段はカフェでバイトしながら苦闘の日々を送る彼女が、ひょんなことから売れないジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)と恋に落ち、共に夢を目指すことになる。そんな前半でございました( ^)o(^ )。

 まあ、よくあるアメリカンドラマと言いますかね。何気にミアが元カレと別れるくだりがあったり、二人の初キスまでに色々ハプニングがあって中々成就しないなど、日本のドラマにも通じるお約束の展開。ミュージカル作品なので音楽はいいんですが、いかにも平凡な出だしでした。

 個人的には最近スマホで英会話を学習していることもあってか、”以前より聞き取れてる!!”それが嬉しかったです(笑)。

 

2.夏~秋

 この映画、後半が本当に素晴らしく、字幕を付けて食い入るように鑑賞。もう大号泣シーンの連発でございましたね( ;∀;)。

 幸福な同棲生活を送りながらも、相変わらず鳴かず飛ばずの二人。先にチャンスをつかんだのはセブ。ミュージシャン仲間のキースに誘われ、彼のバンドに加わることに。しかもそのバンドは既に売れまくっていて、セブは一気にスターの仲間入りを果たします( ゚Д゚)。

 しかしこのことは思わぬ波紋を呼ぶ形に。キースとセブは全く音楽性が逆。ジャズをロック等と融合させ、新たな形にしようとしているキースに対し、セブはあくまでも昔ながらのジャズを守りたい。ただ新参者のセブに発言権がある訳でもなく、意に添わぬ活動に付き合わされることに。

 待望のライブに足を運んだミアの表情が最高でした。ああ、この音楽は彼がやりたいものじゃない。その気持ちを本当に絶妙に表現していました( ;∀;)。泣けますよね。

 そのことを率直に告げたことでミアとセブは口論に。二人は別れてしまいます。

 次はミア。散々な結果に終わったセルフプロデュースの一人芝居が偶然にも大物映画プロデューサーの目に留まり、急遽オーディションを受けることに( ゚Д゚)。

 一人芝居の失敗で故郷に帰ってしまい、その事実を知らない彼女のためにセブが車で駆け付けます。この二人のシーンも最高でしたね!!

 何度も失敗して傷付いた。これ以上何をしても無駄だという彼女にそんなことはないとセブは言います。オーディションがある明日、必ず君を迎えに来ると。

 く~、これは本当に表現者同士だから分かるんですよね( ;∀;)。まあ多少はよりを戻したい気持ちもあったかもしれませんが、セブはミアが本物であることをちゃんと理解していた。

 だから彼女がオーディション合格後、潔く身を引く決心をしました。彼女が女優として羽ばたいていくために。台詞も良かったし、個人的には刺さりまくる後半でございましたね(*^^*)。 

3.5年後の冬~まさかの並行世界!?

 ミアはその後、女優として大成功。別の男性(IT社長とか?なんかそれっぽかったですよね~)と結婚し、娘も授かりました。

 そんな彼女が偶然夫と入ったジャズバー。その名はセブ。そこで彼女はスタンダードなナンバーを演奏する店の経営者になっていたセブに再会します。

 ようこそ。その後で響くナンバー。そこからかなり長い時間、ミアの空想が広がり・・・。それはもし二人が別れなかったらどんな未来が待っていたか。そんな情景でしたよね。

 ただこれは単なる空想ではなく、きっと今話題の並行世界ではなかったのかと。別の次元ではちゃんとした現実になってるんですよ( ゚Д゚)。

 まあそうは言いつつも今の二人も決して不幸な訳ではなく。お互いが表現者として認め合い、共に夢を追った5年間。この日々があったからそれぞれの人生が花開いた。同じ表現者として、最後までワタクシの涙腺は崩壊しまくりでございました!!

 

4.最後に~2016年ってヤバくね?

 いやはや、まさかの拾い物でございました!大阪にいてた時は結構映画観てたんですけどね・・・。この作品は2016年末に公開され、アカデミー賞6部門制覇&興収5000万$の大ヒットだったようですが、全然そのことを知りませんでした(苦笑)。

 しかし、この映画は「シカゴ」以来の久々に映画史に残るミュージカル作品になったのではないでしょうか(*^^*)。

 それにしても2016年って、日本では欅坂46が彗星のごとく登場しての快進撃があり、邦画でも「君の名は。」のメガヒットがありましたが、海の向こうでもこんな刺さるコンテンツがリリースされてたんですね・・・。数年後には2016年のコンテンツってヤバかったよね~そんな風に振り返っているかもしれませんね。

 今年は新元号のスタート、来年は東京オリンピックで向こう2年は日本にとって良さそうなことは確定していますが、その後はどうなりますかね・・・。本当の変革は2030年からで私もそこに照準を合わせていますが、そこまでも適度に刺激がありつつも安らかな時代であってほしいですね( ^)o(^ )。

 それでは本日はこの辺で。皆様も良い休日を☀

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