「家康、江戸を建てる」を観て

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 私は今日から出勤ですが、まだ今週末まではお休みという方、多いんですかね。羨ましい限りでございます(*^^*)。

 しかしそんな私にも新年早々嬉しいニュースが♬昨年、初めて話題入りしたクックパッドレシピ「牛肉とニンニクの芽のオイスター炒め」が「にんにくの芽」カテゴリーで遂に人気検索1位を獲得したのです!!

 勿論色々つくれぽを送っていただいたユーザーの皆様には感謝しかない訳なんですが、「にんにくの芽」カテゴリーには現在3,495品のレシピが登録されていまして。そこでの1位、これは新年早々大きなお年玉をいただいた気が(*^^*)。

 今年はいい年になりそうだと気を良くして(笑)、二夜に渡って放送されたNHKドラマ「家康、江戸を建てる」の感想をアップしたいと思います!

 

 

1.神君家康公が大好きです!! 

 織田信長豊臣秀吉、そして今回の主人公の徳川家康。この戦国のビッグ3で誰が一番好きかと問われれば、たいていの人は信長か秀吉と回答し、家康は今一つ人気薄な傾向があります。

 しかし私は断然家康派。やはり世界史上例を見ない260年に渡る平和な江戸時代の礎を築いた功績は群を抜いています。海外でもノーベル平和賞モノだ(もっとスケールは大きいと思いますが)と、パックストクガワ―ナの祖である家康公は高く評価されていますよね(*^^*)。

 という訳で今作の放送を昨年末から楽しみにしておりました!!さすがはNHK、期待を裏切らない出来だったと思います。では前後編の感想を記していきたいと思います。

 

2.前編~水を制す~

 かつては東京都民にとってなくてはならない存在だった神田上水。その誕生に至るエピソードが前編でした。ドラマと云うより、江戸時代版プロジェクトXでございましたね(*^^*)。

 今作の主人公は佐々木蔵之介さん。かつて戦場で家康を守るために負傷し、足が不自由になってしまいました(>_<)。それ故その後は家康に菓子を献上する菓子司として第二の人生を歩んでいました。

 そんな彼が突如、増加する江戸の住民に十分な飲料水を供給するビッグプロジェクトの責任者に大抜擢( ゚Д゚)。大いに張り切る蔵之介さんでしたが、そこには想像を絶する苦難が待ち受けていて・・・。

 結局彼の存命中に神田上水は完成せず、同じプロジェクトの仲間だった生瀬さんと千葉雄大さんによって死後陽の目を見ます。蔵之介さんのお墓に二人が神田上水の水を掛けるシーンにはジーンときましたね(*´Д`)。

 大事業を一人で為すことは出来ない。それは次代へと引き継いでいくもの。それは他ならぬ徳川家と江戸幕府にも当てはまることだったんですよね。

 部下を信じ切る家康公、最高でしたね(*^^*)。しかし特筆すべきは家康公の人を見抜く目の正しさだと思います。

 蔵之介さんは最初、家康のために負傷した自分に対する負い目からこのプロジェクトに抜擢されたのではと考えていました( ゚Д゚)。しかしそうではなかった。家康公は蔵之介さんの困難を乗り越えて自分の道を切り開いていく、その強さに期待したんですよね。

 だって侍から将軍付きの菓子司になるんですよ。今でいえば自衛隊を除隊した方がロクに修行もせずに、宮内庁御用達のパティシエになるようなもんですよ( ゚Д゚)。これって凄すぎますよね・・・。クックパッド人気検索1位なんかとは全然レベルが違いますよね(笑)。

 後は千葉雄大さんが足をすくわれたのは、かつて能力がないと切り捨てた部下。そして今回も同じことをしようとしたが、生瀬さんの村の男衆が最後まで働いてくれた。

 能力が低すぎるのは確かに問題ですが、大切なのはハート!気合と情熱です。簡単に人を切り捨ててはいけない。これは現代社会を生きる私達にも当てはまりますよね(*^^*)。

 

3.後編~金貨の町~

 昨夜放送された後編。日本初の小判を作ろうとした家康と京都の金細工師だった柄本佑さんのお話でしたが、こちらの方がドラマ色が強かったですね。

 それはやはり奉公先の後藤家のお嬢様の、広瀬アリスさんとの悲恋に尽きますよね( ;∀;)。広瀬さん、良かったです!!人間らしくて、とても魅力的でした。

 前編の佐々木蔵之介さんの妻の優香さんも最高でしたが、何かファンタジー色が強すぎると言いますかね。

 美人で穏やかで分をわきまえ、家庭をほったらかしの夫を献身的に支えている。幾ら江戸時代といえども、こんな女性が存在するのかって話ですよ(苦笑)。実際には浮気も離縁も日常茶飯事だったようですので・・・。

 その点、広瀬さんは正直です。許嫁となった柄本さんに毎日文を書けなんて、何か愛らしいじゃないですか(*^^*)。

 そして極めつけだったのが江戸からようやく戻った柄本さんに、商家の妻として再会した広瀬さんの一言。

”(お役目があったとは云え)戻ろうと思えばどんなことをしても戻れたはず。結局おぬしは私を捨てたのだ”

 く~、最高ですね!!これですよ、これこそが本当に惚れた男に対して女性が言うであろう台詞ですよ。お見事でした!!最後の二人の別れのシーンもクドい、そもそもそういうドラマとちゃうやろ!!と突っ込まれた方も少なからずおられたかと思いますが、私的にはこのこってりした演出は最高でございました(笑)。

 まあ柄本さんは広瀬さんの返事を創作するなど、またまた少女漫画顔負けの胸キュン片思い全開だった、江戸での居候先の娘さんの伊原六花さんと結婚したんでしょうけどね・・・。人の縁はやはり見えない力で定められているのだなと強く感じましたね。

 肝心の物語は最後に自分を虐げていた吉田鋼太郎さんと立場が逆転。ギラギラした男のプライドが交錯しておりました。

 しかし全編に渡って柄本さんの魅力が全開でしたね!!弟分の林さんに裏切られても最後まで彼を守り、小判作りを本当に豊臣家との戦と捉えて心血を注いだ。そら女性にもモテますわ~。私も今年からは仕事に命を捧げます(笑)。

 

 ・・・というわけで永久保存版となった、「家康、江戸を建てる」。しかし政治経済、そして民政にも力を注いだ家康公は本当に神の名にふさわしい超人であったことが再認識できました。市川正親さん、本当にちょっとダンディーな家康公を好演されていましたね(*^^*)。一生付いていきます、VIVA!!

 それでは今朝はこの辺で。お仕事の方は共に頑張りましょう!!

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