「獣になれない私たち」最終回を観て~総括

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 今週から最終回ラッシュ。では先程終了した「獣になれない私たち」最終回の感想と総括をアップしたいと思います!

 

 

1.最後までグダグダ

 皆様どういう感想を抱いたかは分かりませんが、ある意味期待を裏切らない最終回でしたね、微妙過ぎて(笑)。

 はっきり云えることは脚本の野木さんはこれからは変な色気を出さず、今まで通り漫画や小説の書きおこしをしていてください。そういうことですね。最後まで残念な出来でございました( ;∀;)。

 まずは九十九社長に最終回でようやくガッキーが退職願出しましたが、あんなとってつけたように最後引導を渡したところで誰も感情移入なんてできませんよ(>_<)。松田さんの告発&暴行も同じ。前回までのパワハラや脅迫が執拗かつリアルだっただけに、余計その落差を感じてしまいました。

 後は松田さんとガッキーの結末もなんだかなあ。ラストは無職同士が昼間から酒飲んで、教会の前で手を繋いで、前回以上に傷の舐め合い。どんなに美化しても今の二人に子供が出来たりなんかしたら、虐待&貧困の一直線ですよ~。

 まあ我々視聴者の反応なんて野木さんはとっくに織り込み済みでしょう。答えは劇中の謝罪会見で菊地凛子さんが代わりに話してましたね。

”(こんな超微妙な作品書いても)私は反省なんてしてません。勝手に騒いで叩いたのはアンタら(我々視聴者)でしょ。バーカ” 

 そういう本音がチラチラと・・・。はっきり言って、最低ですね(>_<)。

 

2.顔以外は全部嫌いです!晶ちゃん

 今回ガッキーが演じた深海晶ちゃん。私個人的にはルックス以外は全部受け付けなかったといいますか( ;∀;)。

 割と誰とでもすぐHする癖に貞操観念が強いみたいな自意識。そして仕事も真面目にするし優秀だけど理屈っぽくて完全な意識高い系。その上に大酒飲みときてる。う~ん、今回の役柄はガッキーにとっては荷が重すぎましたね。

 この役なら上野樹里さんなんかがやったら、面白かったのかなあと思いますね。まあ「逃げ恥」以降ガッキーは過大評価されていた気がします。化けの皮が剥がれてしまったというか。

 盟友の戸田さんは金曜ドラマ「大恋愛」で、あの演技力をいかんなく発揮し高評価。来年秋の朝ドラのヒロインもゲットしました。

 今作で著しく評価を下げてしまったガッキーは、来年以降(もう三十路に入ってしまいましたし)かなり厳しい道のりが予想されますね・・・。

 

3.これでいいのか水10ドラマ

 今年の水10ドラマは大不振でございました。

 この看板枠の低迷が日テレドラマ、史上初の年間でただの一作も平均視聴率2桁を獲れなかったというありえない惨敗につながってしまいましたね( ;∀;)。

 坂本裕二さん、野島伸司さん、そして今回の野木亜紀子さん。名だたるビッグネームが今年の水10ドラマを手掛けていましたが、蓋を開ければ皆さん視聴率うんぬんより自分のマニアックな趣向を優先。私、今の水10ドラマは、完全に脚本家の方からオモチャにされていると思いますよ(>_<)。

 例えるなら清朝末期の中国みたいなもんです。欧米列強に半植民地にされ、格下だと侮っていた明治政府の日本にまでコテンパンにやられた。思えば今クールでは土曜ドラマと日曜ドラマにも視聴率負けてましたから。完全に日テレの足を引っ張る存在にまで落ちぶれてしまっていますよね・・・。

 ただ来年の冬ドラマは待望の大石先生&北川景子さんの「家売るオンナ」第2シリーズ。前回劇ハマりだった今作は本当に楽しみですし、脚本は自分の芸術性なんかどうでも良くて視聴者を楽しませてなんぼ。その大原則をきちんと理解されている天才大石先生が、きっと瀕死の水10ドラマを復興してくれると信じています。仕事疲れの水曜はやっぱりスカッとするドラマが観たい(*^^*)。今から期待大でございます!!

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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