「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第6話を観て

 皆様、こんばんは。TOSHIXXXです。

 気が付けば夏クールも早くも後半戦に( ゚Д゚)。先日で「この世界の片隅に」も平均視聴率1桁に転落(>_<)。これでまだ2桁を維持しているのは、4作品となりました。

 その中で注目なのが、現在首位を快走中のTBS火曜ドラマ「義母と娘のブルース」。綾瀬はるかさんを迎えた話題作で、中盤以降、伝統の後半視聴率爆上げ現象も久々に発動!!

 これはTBS火曜ドラマ史上初の、平均視聴率首位獲得が濃厚になってきましたね(*^^*)。正に下克上、ドラマ界の歴史が大きく変わる予感です!!久々の快進撃を続ける木曜劇場「グッド・ドクター」にも頑張ってほしいですが、ちょっと今回はTBS火曜ドラマの勢いには勝てそうにないですね。

 まあそうは言いつつ、高視聴率にあぐらをかいてすっかり手抜き&マンネリの日曜劇場とテレ朝木9を、この2枠が打ち負かしてくれそうなのは実に痛快!!これから最終回に向けて頑張ってほしいですね( ^)o(^ )。

 ではこちらも久々のヒットで、1年ぶりの平均視聴率2桁が見えてきた月9ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第6話の感想をアップしたいと思います!

 あらら、私的にはがっかり(>_<)。この犯人は禁じ手ですよね( ;∀;)

 もうネタバレで言ってしまうんですが、犯人は平田満さんでした。実は前回の感想のラストで、平田さんが犯人でしたはやめてくださいねって言ってたんですが( ;∀;)。微妙に犯人を当ててしまってました。これでTOSHIXXXのミハンシステムも、信用できるということでよろしいですか(笑)。

 何故平田さんが犯人だとガッカリなのか。今回は書き手の立場から触れたいと思います。

 要はトカゲの尻尾切りなんですよ(>_<)。一番地味で、別に固定ファンもいない。つまりは今回で平田さんお疲れでした!!っていう展開でも別にキャスティング的にはダメージが一番少ない。まずその点が業界事情全開でサムいですと。

 そして次はミステリーとしても二流だということ。これね、沢村さんはないにしても、もし犯人が伊藤淳史さんだったら私はかなりの高評価を進呈したかったんです(>_<)。色々と伏線も(25年前の事件の被害者ですしね)張ってたし、後は彼がいなくなった後、どう残ったメンバーがミハンシステムを守っていくのか。その後半戦にも期待が持てましたし。

 平田さんの婚約者のエピソードなんて、前回まで微塵も登場しなかったでしょ?はっきり言って平田さん犯人の伏線なんて何もなかった。まあ今回初めて出てきた人物が犯人だというのが一番最低ですが、その次にこれは残念な結末ですね・・・。

 最後は自殺して、あの家入さんのドマイナー曲で力技の悲劇的ラストにしちゃうのかな。そう思ってたらやっぱりそのまんま(笑)。興ざめですよ、ホントに。

 私みたいなアマチュアの日曜作家に何もかも見透かされて、脚本家の皆さん(全部で3人位いますよね?)は恥ずかしくないんですか!!

 今までのミステリードラマで、一番唸らされたのは木曜劇場の「眠れる森」。まさかの仲村トオルさんが犯人でしたが、実はOPの映像にまでしっかりメッセージが示されていた。

 脚本の野沢尚さんは創作に行き詰まり、最後は自殺されてしまいましたが、あの方の書く脚本は(江戸川乱歩賞作家でもありましたよね)本当に素晴らしかった。文字通り命を削って書き上げていた。今でも心よりリスペクトしています。今のドラマはほとんどがオリジナルですらないのに、野沢作品の足下にも及ばない。

 今の脚本家はレベルが本当に落ちている。もっと、真剣にモノづくりに向き合ってほしいです。お金貰ってるんでしょ?それができないなら他の仕事して、後は余暇に趣味で創作しててください。それが今回一番感じたことでした(>_<)。

 とは言いつつ、後半はいよいよミハンシステムが活躍するようで目が離せなくなりそう。何だかんだ言っても私は月9ファンのオジサンなので(笑)、とにかくこのまま視聴率2桁死守には期待してますよ!!

 では今夜はこの辺で。皆様、良い夢を☆彡

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