「世にも奇妙な物語 18年春の特別編」を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

   今夜は年に2回のお楽しみ、「世にも奇妙な物語」が放送されましたね(*^^*)。私は筋トレしながら「ブラタモリ」も観ていましたし、土曜日は正にタモリさんデーでした(笑)。

 では早速、感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.はじめに

 昨年秋の特別編で、遂に史上初の視聴率1桁に転落してしまった「世にも奇妙な物語」。その大きな原因は丁度1年前に放送された17年春の特別編の出来が、あまりに手抜き過ぎる低クオリティだったことでした(>_<)。

 名門シリーズである奇妙復活に向けての今春。今回一番感じたことは「捨て作品が無かったな」ということでした。

 今までは固定ファンが付いてるからという甘えがあり、少なくとも第1話はいつも手抜きが丸わかりの作品でした。でも今回は違う。特に話題になっていた乃木坂46白石麻衣さんの「フォロワー」を、いきなり最初に持ってきたことに制作陣の本気を感じました。

 この奇妙だけではありません。特にこの春クールのフジテレビドラマのクオリティの高さはハンパないものがあります( ゚Д゚)。

 まだまだ視聴率は上昇していない☞つまりは結果には結びついてはいませんが、この姿勢がきっと身を結び、奇妙のみならずフジテレビも、プロ野球の広島カープのように必ず復活する日が来ると私は確信しております(*^^*)。

 では各話の感想に進んで行きましょう♪♪

 

2.「フォロワー」(主演:白石麻衣

 この作品を頭に持ってくるとは。正直意表を突かれました。今までなら第2話~3話辺りの作品だったと思うので・・・。

 進化し続ける奇妙。常に最新のトレンドを取り込みながら奇妙は新しいストーリーを生み出してきました。今回はSNS。放送開始の90年代初頭では絶対に放送できない話ですよね(笑)。

 SNSのフォロワー獲得に命を懸ける白石さん。正直嘘っぱちの私生活をアップしている訳ですが、成程。ここまでしないとダメなんですね・・・。どうりで私にはフォロワーが皆無な訳ですね(苦笑)。

 まあSNS以外ではさほど新味のある展開では無かったですが、私的には楽しめました。白石さん、中々いい演技をしていたのではないでしょうか。少なくとも「電影少女2018」の西野さんよりは上手かった気が(笑)。

 まあ年齢的なこともあるので、乃木坂46卒業後、女優を目指すのであればバイプレイヤーを目指されたらいいと思いますね。上手くいけば、毎クールの連ドラに必ずゲストで登場する息の長いワンポイント女優さんの道が開かれるかもしれませんよ(*^^*)。

 

3.「不倫警察」(主演:唐沢寿明

 この作品が最後かと思っていましたが、こちらもまさかの第2話でした( ゚Д゚)。

 しかしこれは外れでしたね~。今回では一番の低クオリティ。唐沢さんの完全な無駄遣いでございました(*_*)。意外にも唐沢さんは奇妙初出演だったそうなので、もう少しマシな作品に出演させてあげてくださいよ(涙)。

 最近の奇妙の製作陣&脚本家にモノ申し上げたいんですが、まずは「しっかりしたオチから考える」この方針を徹底していただきたいと思います。

 手抜きをしていた訳ではないと思うんです。ただこの作品は不倫警察というコンセプトだけで満足してしまい、肝心なストーリーの作り込みをおざなりにしてしまった。その結果、オチも何もない三文ストーリーに・・・。こんなの高校生時代の私でも書ける話ですよ( ;∀;)。

 特に脚本家の方は、奇をてらったコンセプトを思いついただけで喜んでいる自分がどれだけプロとして恥ずかしいか、そこのところをもっと自覚していただきたいですね。是非星新一御大のSSでも読み直していただいてね(苦笑)。そう強く願います。

 

4.「明日へのワープ」(主演:三浦春馬

 飛びぬけて良かった訳ではないですが、この作品が今回一番面白かったですね。やっぱり原作がある作品は強いです(笑)。

 ストーリーは最後夢オチみたいになってしまっているのが玉にキズですが、しっかり伏線もあるし、何より三浦さんの演技が良かったですよね(*^^*)。

 一定期間の記憶を無くすことはある意味未来へのワープである、なるほどな。そう感じました。ただそれで苦痛ばかり避けていると本当の意味では人生は味わい深いものにはならない。それもまた真実ですよね。

 私も今まで波乱万丈、ロクでもない人生を送ってきましたが、それでも毎日それなりに大変な状況をやりくりして今日に至るので、そんな自分をたまに褒めてあげたくもなりますしね。

 後は20年前でも放送できていた内容でも古さを感じない。その点も良かったです。こういう作品の方が、スタンダードとして奇妙の歴史に残っていく気がしますね。私も明日からまた頑張ろう。そんな元気を貰える佳作だったと思います。

 ただこの作品の主人公がそのまま映画監督を目指していくのかが気になります・・・。オッサンになっても私と同じように死ぬまでドリーマーでいましょうよ(笑)。

 

5.「少年」(主演:倉科カナ

 これも古典的な話ですよね。ただ少年が死別した恋人の幽霊ではなく、来世での生まれ変わりであったのが少し新しかったような気も。

 ストーリーに関してはほとんどの視聴者が先を読めていたと思います。そこは捨てて、あくまでも切なさで胸キュンしてほしい。そんな制作陣の意図を感じました。

 最近この手のストレートな感動話で締める傾向が続くのは、やっぱり何とかして視聴率回復を図りたい、フジテレビの焦りも感じてしまいますね・・・。 

 しかし死別した恋人役が、まさかの健太郎さんだったのは嬉しかった♪♪昨年秋のNHKドラマ「アシガール」にハマっていた皆さんなら、当然この意味は分かりますよね(*^^*)。

 ただ、役の設定上(30代半ばだから?)倉科さんだったんでしょうけど、もう少し若い美人系の女優さんの方がもっとドラマに入っていけたのかと・・・。個人的にはまさかの黒島結菜さんでも良かったんですけどね(笑)。

 そうは言いつつ、素直にジーンときたラストでございました(*^^*)。

 

 感想は以上でございます。最後にムックとガチャピンのショートストーリーは・・・正直ノーコメントですね(苦笑)。ただあの駅員さんが怖かった。力技の作品だったとだけ言い残しておきます(*_*)。

 では今夜もこの辺で。皆様、素敵な悪夢を👿

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