皆様こんばんは。TOSHIXXXです。
明日の夜に再び帰阪。大阪で研修があり、こちらに戻ってくるのは水曜日になるんです( ゚Д゚)。明日から「家政婦のミタゾノ」もいよいよスタートするんですが、しばらくドラマブログの更新は厳しいかと。
場合によっては同日Wヘッダーになってしまうかもしれませんが、仕事が勿論優先でございますので( ;∀;)。よろしくお願いいたします。
では先程観た木曜劇場「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」第1話の感想をアップしたいと思います!!
1.ただ1点を除いては最高だった第1話
面白かったです。最近は1話完結ものばかりのドラマ界ですが、久しぶりにクラシックなストーリーもので攻めてくれてるなと。
70分でしたが、全く中だるみのない展開。良質なドラマの予感がプンプンしますね( (*^^*)。
ディーンさんは元々若く見える顔立ちですが、山本美月さんもばっさりショートヘアにして、そのおかげで20歳そこそこのまだあどけなさの残る女性を上手く表現できていましたね。
前半はしなびた漁港のヒーローだったディーンさんと、町一番の美人の(恐らくそういう設定でしょう)婚約者の美月さん。この二人、いかにも地方の高卒カップルという感じがありありで本当に演出が素晴らしいなと思いましたね。
ほとんどが知り合いという狭い世界。私も今異邦人として小さな町に赴任しているので良く分かりますが、本当にこういうところでは石を投げれば知り合いに当たってしまうという( ゚Д゚)。それ故、強固なネットワークを築いているとも言えるんですが、逆に云えば妬み嫉みも半端ない気が・・・。
で、思わぬ容疑を掛けられてディーンさんは異国の孤島の収容所(正に巌窟王の世界ですね!!)送りになってしまう訳ですが、肝心のその冤罪が余りに強引過ぎてちょっと引いてしまいました(>_<)。
テロリストから託された手紙をすり替えられただけであんな風に逮捕されるのはおかしいでしょ( ;∀;)。ラバウ共和国に拘束された邦人を救出するために本当の資金提供者のお父さんの身代わりを立てる必要があった。それは分かるんですが、日本は云わずとしれた世界に冠たる法治国家ですからね( ゚Д゚)。
「99.9」の冤罪はあくまでも事実誤認であって、こんな風に身内を守るために犯罪をでっちあげるなんてことではなかったですから。高橋克典さんが幾ら公安の人間だとしてもそこまでの権力はないでしょう。ちょっと納得できないですね・・・。
ただこの冤罪にもう少し広がりがあり、実は新井さん等の町の住民も絡んでいるという展開だったら面白いし、是非その線を期待したいと思います。
まあただこのまま無理やりストーリーが進んでも、何だか東海テレビの昼ドラみたいで、それはそれで面白い気もしますね。いっそ「愛」三部作に続いてしまいましょうか(笑)。
最後に登場した田中泯さん、一体何者なんでしょうか( ゚Д゚)。冤罪部分は雑でも、復讐劇としては凝った造りのようですので、次回以降が楽しみです!!
2.木曜劇場の原点回帰
月9と違ってもう話題にもならない程視聴率は低迷、すっかりオワコン化している木曜劇場ですが、中々最近は良質のドラマを連続して届けてくれている気がします。
そして今回は久々の大型ストーリーの復讐物。私のようなオッサンは、木曜劇場不動の大ヒット作「もう誰も愛さない」なんかをやっぱり思い出してしまいますね。あのドラマも、ジェットコースタードラマと呼ばれた程ストーリーに起伏がありました。
まあ今の基準では過激すぎて放送できないでしょうが(笑)、あのドラマは1話見逃すと本当に展開が分からなくなるので、見逃さないように必死になって観ていた記憶がありますね~。
そう思うと今のドラマって、何か寂しいですよね。1話見逃して視聴者が離れることを恐れて1話完結物ばかり。ついでに途中で総集編放送したり(苦笑)。
あまりに視聴者に媚びすぎな気が。逆にそれが今の(特に若者の)ドラマ離れを生んでしまっているような気がします。
やはり今作のような壮大なストーリーものも、是非是非これから復権してほしい!!特にその系統のドラマがお家芸の古豪、木曜劇場には頑張ってほしいです。どうせ1話完結にしても視聴率は消費税率以下ですから(苦笑)。
以上、期待通りの世界観で久々にどっぷりドラマの世界に浸れそうだと感じた「モンテ・クリスト伯」でございました!!では今夜もこの辺で。皆様、良い夢を☆彡