「春に聴きたいビジュアル系!! LUNA SEA「EDEN」~刺さるコンテンツ(14)」

 皆様こんにちは。TOSHIXXXです。

 先週末は久々の帰阪だったんですが、すっかりそこから体調不良に(>_<)。おまけに今週から4月の繁忙期突入で、個人的には非常にキツい一週間でございました。

 土曜日の今日、午前中は少し会社に顔を出して、久々にイオンで買い物。今日は割引デーでお得に買いだめできたので、ここで何とか気分を上げたところでございます(笑)。

 では今日は春になると聴きたくなるビジュアル系の名盤のご紹介を。今回はLUNA SEA「EDEN」(1993年4月21日発売)を取り上げたいと思います!!

  

1.私と「EDEN」

 このアルバムが発売されたのは1993年。前年に鳴り物入りでメジャーデビューしたLUNA SEAでしたが、先行シングルがなくアルバム「IMAGE」のみでのデビューだったため、今一つインパクトが弱く世間の認知度もまだまだという状態でした。

 実際には1994年の大傑作「MOTHER」でLUNA SEAは大ブレイク、東京ドームでライブが当たり前のモンスターバンドになっていくんですが、そこに至る過程にこの「EDEN」が果たした役割は大きいと私は考えています。

 前作まではどこか密室的というか、あえて売れ線のメロディーを忌避していたようにすら見えていたLUNA SEA。それがこのアルバムでは一転、やっぱりメジャーシーンでは売れなければ意味がない!!そう開き直ったかのようにポップでキャッチ―な楽曲を提供してくれました。

 オリコンチャート5位、総売り上げは17万枚。当時の基準で云えば正にプチヒットという感じですが、大ブレイク前夜のLUNA SEAの魅力がたっぷり詰まった名盤となりました。

 大学時代、2回生までは片道1時間以上通学時間があったのでよくこのアルバムをウォークマンで聴いていました。 もうあれから20年以上の時が・・・。そら私もオッサンになりますよね(笑)。

 では前置きはこの位にして、これからアルバムを全曲ミニ紹介したいと思います!!

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2.「EDEN」全曲ミニ紹介

 1.JESUS

「ジーザス、ドンチューラブミー?」とRYUICHIが問いかけてスタートするアップテンポナンバー。

 実はこのアルバムは売れるために魂を売ったとメンバーが後に語ったように、バンド内では黒歴史扱いされているのでライブで披露される曲もほとんど無いんですが、この曲だけはライブの定番曲になってます。ノリノリになれますよ!!

 

 2.BELIEVE

 1stシングル。

 LUNA SEAは云わずとしれたX JAPANの後輩バンド(今はSUGIZOさんが両バンドのギターを兼任していますよね)ですが、サウンド的には明らかにXではなくて、BUCK-TICKの影響を受けていると思います。

 メジャーデビューがアルバムだけで、2ndアルバム以降の収録曲がメジャーデビューシングルという流れも明らかにBUCK-TICKと同じです。

 このアルバム発表後、LUNA SEAはBUCK-TICKソフトバレエと共にLSBというジョイントツアーを敢行したりもしていますからね~。

 特にこのアルバムは櫻井さんがボーカルでも全く遜色ない程、初期BUCK-TICKの影響を色濃く受けていると思います。

 

 3.Rejuvenescence  

 この曲にはLUNA SEA(というか河村隆一さん?)の恋愛観というか女性観が凝縮されている気がします。

 あくまで初期に限っての話になりますが、BOOWYの場合はタバコもスパスパ吸う気の強い美人ヤンキーとの昔話、X JAPANの場合は自分の快楽優先で女性は玩具であり支配するべきものだという(貢がせたり、夜の店で働かせたり)オラオラホストや連れ子を虐待する無職男の感覚、そしてBUCK-TICKの場合は一見普通の女性が、究極のイケメンを前に欲情の限りの痴態とエロスを見せる。そんな感じだと思うんです。

 そんな上記バンドに比べてLUNA SEAの女性像はずばり、少女です。肉体ではなく、精神。河村さんのロマンシチズムがそうさせるのかもしれませんが、LUNA SEAの世界に登場する女性は無垢で、神聖な(当然美しさも半端ないでしょう)存在。

 まるで少女漫画の一シーンのような世界。ファンクラブの名前はスレイブ(奴隷)なんですが、完全にヒロインは深窓の令嬢でございます(笑)。是非皆さんも覗いてみてくださいね。

 

 4.RECALL

 知る人ぞ知る隠れた名曲。3.の世界を更に推し進めた、浮遊感溢れる珠玉のミディアムテンポソング。初恋がテーマらしいですが、プラトニックな恋に特有の情感がたっぷり詰まった本当に素晴らしい一曲だと思います。

 秋元先生のAKB以降の曲にも初恋や片思いの男が主人公の歌が多いですが、こちらは明らかにモテないキモ面に向けて作っているので感情移入できるのはこちらの主人公ではないかなと思いますね。

 東京なら、山手線に乗って桜(もう散ってしまいましたが)並木を見ながらこの曲を聴けば、脳内モルヒネ大量放出で果して何周してしまうのか(笑)。こちらも必聴の一曲です!!

 

 5.ANUBIS

 「RECALL」までの流れが本当に素晴らしいんですが、こちらは少し箸休め的な一曲と言いますか。冥界の女王アヌビス神というテーマも含め、いかにもLUNA SEAらしい、可もなく不可もないといった感じのアップテンポ曲です。

 

 6.LASTLY

 何度も改訂されて完成したダークなスローテンポ曲。

 当時一緒に昼ご飯を食べていた友人に聴かせたら、力の抜ける曲やなと言われました(笑)。後は歌詞に英語が全く出てこないのにタイトルが英語というのも当時の風潮を感じます(苦笑)。

 

 7.IN MY DREAM(WITH SHIVER)

 シングルカット曲。後述します。

 

 8.STEAL

 キャッチ―さは変わっていないんですが、シャッフルを取り入れた実験作。明らかに他の収録曲とは毛色が異なっていて、いいアクセントになっています。

 

 9.LAMENTABLE

 8から途切れることなくスタート。特にJさんのベースラインが光ります。

 近未来的な世界が舞台なんですが、恋に臆病な女子にもっと殻を破れ!!と問いかけるこの歌詞は正にCOMPLEXの名曲「恋を止めないで」と同じテーマです(笑)。

 

 10.Providence

 神意。日本語に直すとそうなるんですが正にキリスト教的、西洋的世界の中に息づく言葉だと思います。ただ私はこの曲で「プロビデンス=神意」という言葉を知り、それから自分の小説のモチーフにもしばしば使用させていただいております。

 BUCK-TICKの次に私が影響を受けているのはLUNA SEAかな。そう感じます。まさにLUNA SEA様様、もとい河村隆一さん様様ですかね(笑)。

 

 11.STAY

 アルバムの歌詞カード内のライナーノートで批評家の荒川玲子さんが「全ての人に花束を送り届けてくれるようなナンバー」と評した、華やかなナンバー。

 このアルバムまでLUNA SEAはバラードで締めるのでなく、アップテンポで締めるというのがお約束でした。

 ただこの曲は「PRECIOUS・・・」や「WISH」と違って、事実上お蔵入りしてしまっています( ;∀;)。個人的には一番好きなナンバーなんですがね。

 またファン投票で披露する曲を決めるライブとかがあれば「RECALL」とこの曲は是非ともリクエストしたいですね~。

 

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3.「IN MY DREAM」(WITH SHIVER)徹底解説

 ではこの曲の歌詞をご紹介いたします。

 

 「IN MY DERAM(WITH SHIVER)」

 (作詞&作曲:LUNA SEA)

 

  歪過ぎた鎖に思えた現実があった

  術も知らず ただ怯えるだけで佇んだ 

  孤独な時

 

  絡み付いた美しい悪夢に犯されて 

  微熱にうなされ

  月の光に照らされ 

  満ちていく海に浮かぶ女神は

  何故か悲しい色の瞳をした 

  遠い日の僕を抱いていた

  

  汚れた天使の羽 飛ぶことさえ許されず

  疲れ果てて観た夢に 明日は無かった

 

  lalalalalala・・・

 

  実に絶望的。本当に救いようのない世界感ですよね( ゚Д゚)。

 でも曲調は異様にポップなんです。そのミスマッチが癖になります( ^)o(^ )。アドレナリンが出てくるというんでしょうかね。

 今の仕事が好きではない方、対人関係に不安を抱えている方々。自殺して楽になれたらということを考えても、子供はおろか自分の両親すらまだまだ健在で、そんなこともままならないという方々(私の同士?)。

 兎にも角にもそんな我々は疲れ果てていても、夢は無くてもただ歩き続けなくてはいけませんよね。逃げることは許されない。

 そんな私によく似た境遇の皆様は是非、この一曲を聴いてせめて脳内トリップだけでもしていただきたいと思います(笑)。

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 ・・・いかがだったでしょうか?

 基本的にメンバー的にも音楽業界的にも、すっかり黒歴史扱いされている「EDEN」ですが、私を始め一部のファンからは今も根強い人気を誇る名盤でございます。

 特に春です!!発売されたのも4月なんですが、本当にこの季節になるとヘビロテしたくなるんですよね~。

 では今日はこの辺で。皆様、素敵な休日をお過ごしくださいね(*´Д`)。

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