2017年 月9ドラマ大総括!!

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 本日大晦日は私の誕生日、本日で42歳になりました( ^)o(^ )。

 一応大阪に一昨日から戻っておりますので、一人きりではございません。まあこの歳のオッサンともなれば、結婚してるお父さんでも誕生日なんてほったらかしにされてるに違いないんですが(笑)。

 では、42歳最初の今日は今年の月9ドラマを大総括したいと思います。何と云っても私は泣く子も黙る月9ウォッチャー。この歳のオッサンで低迷する月9ドラマを、今年も全話観た人間なんてそうはいないでしょう(笑)。

 したがって読んでくれる人もどれだけいるのかと不安もありますが(>_<)ひとまずよろしくお願いいたします!!

 

 

1.「突然ですが、明日結婚します」(主演:西内まりや

 まず2017年最初のスタートを切ったこのドラマですが、中々主演が決まらずゴタゴタ。ようやく1月最終週からのスタートとなりました(@_@;)

 簡単なストーリーとしては、西内まりやさん演じる総合職の銀行員の夢は専業主婦。仕事では評価されていますが、中々いいお相手には恵まれず・・・。

 そんな中、偶然出会ったイケメンアナウンサー。フランプール山村隆太さんと恋に落ちます。結婚したい西内さんに対してつれない山村さん。

 そうこうしている内にやり手経済評論家の山崎育三郎さんが登場。揺れる西内さんですが最終的には山村さんと結ばれる・・・。そんなストーリーでございました( ^)o(^ )。 

 視聴率的には惨敗。西内さんが仕事で全く苦労せず、色恋にばかりうつつを抜かしているリアリティの無さ。ついでにAI化で危機に立たされているはずの銀行の総合職というチョイスにも疑問符が付き、世間的にはかなりバッシングされたドラマでした(>_<)。

 しかし私はこのドラマ、いかにも月9っぽい軽さが好きだったんです(*^^*)。全く苦労してなさそうな友人達と西内さんが椿鬼奴さんのバーでグダグダと恋愛談議を繰り広げる様に、一体いつの時代のドラマだよ!!と一人でニヤニヤ突っ込んでおりました(笑)。

 

2.「貴族探偵」(主演:相葉雅紀

 さあお次はこのドラマです。映画界にはその年で一番最低な映画を選ぶラジー賞というものがありますが、そんな賞が日本ドラマ界にもあれば、間違いなく満場一致で選ばれること請け合いの、本当に最低最悪なドラマでございました(>_<)。 

 何が最低だったかというと、絶望的な主役のミスキャストと毎回のゲストしか売りがないストーリー展開で、これまた(今度は悪い意味で)一体いつのドラマだよ!!と言いたくなる作品だったんです( ゚Д゚)。

 相葉さんは言わずとしれた庶民派。そして女性には奥手なイメージ。それなのにこの貴族探偵は生まれながらのセレブで生粋の女たらしという、正に正反対のキャラクターだった訳です。その違和感はハンパなく、正に放送事故レベルでした(笑)。

 毎回新聞紙面にいちいち出てた「今夜のゲストは○○」というサムい案内と共に、各芸能事務所とのコネクションありきでドラマを作る。その絶望的なまでに古い手法が本当に凋落した月9の今を象徴しておりました。今思い出しても腹が立つ、世紀の大駄作でした(@_@;)。

 

3.「コードブルー」(主演:山下智久新垣結衣

 瀕死の月9がまさかの夏クールで視聴率王座を奪還!!実際に職場でも観ている人が多かった、ほんの少し、常勝時代の月9を思い出させてくれた作品でございました!(^^)!

 ただ、クオリティ的にはかなり疑問符が付き、実際木曜劇場時代からのファンの声は非常に厳しいものがありました(>_<)。

 そして高視聴率だったとはいえ、月9もといフジでなければ平均視聴率20%は取れてたのではないかと痛い指摘も( ;∀;)。

 とはいえ、打ち切り説も出ていた月9を一瞬でも復活させられたことは非常に大きかったと思います。とにかく今年の夏を席巻したドラマであることは間違いございませんでした!!

 

4.「民衆の敵」(主演:篠原涼子

 「コードブルー」での首位奪還により、復活が期待された月9。この秋クールにかける思いは相当あったはずです。

 しかし蓋を開けてみると数々の戦略ミスで視聴率は伸び悩み、最終回は月9史上最低の4.6%に終わる大惨敗。実に後味の悪い今年の締めくくりになってしまいました( ;∀;)。

 しかし、私はこの敗戦には大きな意味がある。前を向いていこう!!そう言いたいんです!(^^)!

 確かに視聴率的には失敗しましたが、革新的な作品を創ろうとする姿勢は伝わってきたんです。同性愛、専業主夫、エリートと風俗嬢の恋、そして精子提供による体外受精。今までのタブーに正面から挑んだ姿勢。それは春の大駄作「貴族探偵」とは全く異なる。私はそう感じました。

 私的にはこの「民衆の敵」が、2017年の月9ドラマでは断トツのクオリティだったと今でも確信しております!!

 

5. 来年も月9の低迷は続きそう・・・

  以上、2017年月9ドラマをざっと振り返りました。

 実は来年の月9ドラマ、もう春クールまで作品が決定しております( ゚Д゚)。冬が芳根京子さんの「海月姫」、春が長澤まさみさんの「コンフィデンスマンJP」。どちらも平均視聴率は消費税以下が濃厚、大コケ確定の両作でございます( ;∀;)。

 中々月9の闇は深いですね・・・。しかし復活を考えるなら、やはり恋愛をターゲットにしていくしかないと思うんです。今のトレンドは明らかにそこではないので、ライバルも少ない。というか存在しない(苦笑)。だからこそ、そこに鉱脈が眠っている気がするんです。

 来年の秋クールは、平成最後のクリスマスイブを誰と過ごす?系のドラマを放送してみても面白いんじゃないですかね。どうせ誰も観ていないんだと開き直って、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」なんかをBGMに使っちゃいましょうよ(笑)。

 まあファンとしては観続けますよ。幸い打ち切りになる可能性もなさそうですし。打ち切っても今のフジテレビには代わりになる番組がない。新しく始まったバラエティも軒並み終了している状況ですからね(苦笑)。

 では今日はこの辺で。皆様、それではよいお年を🌄

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