「アシガール」第8話を観て

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 本日11月18日がお誕生日という方もおられると思いますが、この日は私にとっても記念すべき日。そうです、生まれて初めて小説を書いた(ノートに書いたものをクラスの友人に回覧しただけですが)のがこの日なんです。1992年11月18日の高校二年生の秋でございました(*^^*)。それ故、今年は執筆活動25周年になっているのです(笑)。

 その時書いた小説は短編でタイトルは「地獄万歳」。ストーリーを要約すると、地獄にやって来た男が他と違って全く責め苦に苦しむ様子を見せない。実はその男はマゾヒストで、気味悪がる鬼に「アンタが女だったらここは天国なのになあ」と語る、そんなオチの作品でした。

 まあイロモノ小説としか言いようのない処女作だった訳ですが(苦笑)、このコンセプトとほぼ同じ内容を私が敬愛する作家の一人、京極夏彦先生が京極堂シリーズ(もうやらないんですかね、大好きなシリーズだったんですが)の「絡新婦の理」の中で書いてはったんです( ゚Д゚)。

 そんな思い出も霞む位時は経ちましたが、とにかく昇進試験も終わりましたので今月末の投稿に向けて、最新作「心霊婚活」の執筆にラストスパートを掛けていきます!(^^)!

 では先程観たNHK時代ドラマ「アシガール」第8話の感想をアップしたいと思います!!

 夏クールに比べてイマイチな作品ばかりの秋クール内では、断トツのクオリティの今作ですが、またまた神回が来ましたね!(^^)!。今回強く感じたのはやはりスタンダードって素晴らしい。作り手は王道から逃げちゃいけない。そのことでした。

 唯と忠清様の純愛が最高潮に燃え上がった第8話。やっぱり少女漫画はこうであってほしいなと思うシーンの連続でした♪♪

 兄成之の陰謀を暴こうとして逆に窮地に陥った唯。忠清に助けられもう危険なことをするなと窘められますが、その時に遂に今作一番の神台詞が出ました。

「私は忠清様をお守りするのが仕事だから。だって私は忠清様専属のアシガールだから」 

 出ました!!アシガール( ;∀;)。そうなんです、唯は唯一無二のアシガールなんですものね。今更ですが、足軽じゃなくて、アシガールですから。それも愛する人だけのために戦い、そして駆け抜ける。

 それからフク姫の所に夜出かけるのはやめてほしいと唯が涙するシーン、それは彼女に人違いだと告げるためでやましいことは何もなかったと忠清様が答えるシーン、これも王道少女漫画の演出でした(>_<)。個人的にはフク姫、俗っぽくて結構好きです。大阪時代にはああいう人、周りに沢山いましたから(笑)。

 やっぱりこういうピュア路線がいいんですよね~。最近はセフレのいる○○君を好きな私の純愛・・・みたいなTBS火曜ドラマの原作っぽい少女漫画も人気ですが、やることやってでも心は純愛♡みたいなことやられても正直サムいなあというのはあります。幾らオシャレ感を満載させても例えば「失恋ショコラティエ」みたいなのは決してスタンダードではないと。

 大人になれば嫌でもそういう現実に浸かっていきますから( ;∀;)。だからせめて少女漫画位は夢を見せてほしいな。私はそう思います。

 そしてクライマックスの二人の別れのシーンが、文句なしに最高でしたね!!もう戻れないことを唯に隠して現代に送り出す忠清様。そなたと会えて良かった。そなたのことは生涯忘れないと。そして唯も忠清様に好きだと告げるんですが、その言葉が響く前に姿が消えてしまうと・・・もうお約束過ぎる展開でしかないんですが、やっぱり最高だなと感じた第8話でした!(^^)!。

 次回予告で早くも唯が戦国に戻ってきてましたが(笑)、このドラマ、最後までやっぱり目が離せませんね。それでは私は明日の天空ハーフマラソンに向けて最後のランニングをしてきます(^^♪皆様も素敵なサタデーナイトを☆彡

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