「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」を観て

 皆様、おはようございます!TOSHIXXXです。

 いや~、相変わらずスマホの調子が悪くて気分は最高にブルーです(>_<)。先日は完全に電源が入らず死んでましたが、今日は何とか蘇生したので機内モードで消費電力を節約しております。

 まあそんなに毎日誰かとLINEとかしてるわけでもないので、2~3日は電源入らなくても何の問題もないんですが(苦笑)さすがにずっと動かないのはね・・・。週末に機種変も考慮しないといけませんね( 一一)

 ではそんなイマイチな私の心を昨夜元気にしてくれた「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」(タイトル長っ!!)の感想をアップしたいと思います!!

 

 

1.はじめに

 このドラマは丁度一年前の秋クールの日テレ水10ドラマでした。

 主なストーリーとしてはファッション雑誌「Lassy」に憧れて出版社の景凡社に入社した、石原さとみさん演じる「コウエツ」こと河野悦子さんが全く希望していなかった地味な校閲部に配属され、最初は納得がいかなかったものの、持ち前の探求心と前向きさで校閲の仕事に目覚めて活躍する・・・。正に水10ドラマのお家芸、お仕事女子の傑作ドラマでした( ^)o(^ )。

 平均視聴率も2桁は悠々超えて「ドクターX」「逃げ恥」に次ぐ3位と、こちらも地味にスゴイ(笑)作品でした。

 私は何と言っても小説を書いている人間ですから、この手のドラマはやっぱり観てしまいますね~。近年では他局というか、どちらもフジテレビですが中谷美紀さんの「ゴーストライター」や稲森いずみさんの「戦う!書店ガール」なんかもがっつり観てました。

 正直今品作は今ご紹介した2作程ハマっていたわけではないんですが、久々のスペシャル版ということで思わず観てしまいました( ^)o(^ )。

 

2.キャスティングのバランスがホントにいいドラマです!

 日テレ水10ドラマは主人公にハズレなし。今作の石原さん演じる河野悦子さんも実に魅力的なキャラクターです( ^)o(^ )。

 正直あの派手なビジュアルに押しの強い性格は、女性としては完全に私は苦手なタイプですが(笑)、真っすぐに困難にぶつかっていく姿勢には毎回惹き付けられておりました。

 他にも上司役の岸谷五朗さんと同僚役の江口のりこさんが光っています。岸谷さんは今作では本当に懐の深い、素晴らしい上司なんですが、基本雰囲気は「脳スマ」の黒部社長とほぼ同じです(笑)。

 対する江口さんは奥ゆかしくて真面目一徹。まだ最終回の感想をアップできていない「ウチの夫は仕事ができない」のお姉さんとは正に対照的なキャラです。演技の幅の広さが光りますね(#^^#)。

 そして河野悦子さんの恋人役の菅田さんはさすがの演技力で、癒し系の年下の彼氏(売れっ子小説家)を好演しています。

 後今回は出番が少なくて残念でしたが、河野悦子さんの後輩の森尾登代子さんを演じる本田翼さんの演技は個人的にはイチ押し、一見の価値ありです( ゚Д゚)。

 正直本田さんの演技は微妙だという声はよく聞かれますが、この森尾さんの役は本当にぴったりはまっていて(おとなしい役なので)あまり目立つキャラではないのですが、こちらも地味にスゴイです(笑)。

 たまにやらかす月9と違って水10ドラマはホントに主人公以下、キャスティングに抜かりがありません。今回も安心して久々の校閲ガールの世界に入っていくことができました!!

 

3.改めてこのドラマの面白さを再認識したスペシャルでした

 二時間スペシャルだったんですが、本当に面白かったです( ^)o(^ )。元気を貰えました。正直昨年秋は何となく観てることが多いドラマだったんですが、やっぱりレベルの高い作品だったんだということを再認識いたしました。

 念願叶って夢の「Lassy」編集部に配属された河野悦子さん。しかし発行部数は落ち込み、想像していたほど編集部の仕事にも遣り甲斐を感じられず、彼女は悩みます。そんな時に「Lassy」立て直しのために敏腕編集長の木村佳乃さんが赴任してきて・・・。そんなスペシャルでした。

 しっかし木村さん演じる編集長は最高でしたね( ^)o(^ )あの美貌は抜きにしても、ああいう上司は本当に魅力的だと思います。思わず惚れてしまいましたよ(笑)。

 ①結果を重視するがトップダウンではなく部下の意見も聞く。②最初から自分に反抗的だった河野さんを副編集長にしようとしたりして、私情に流されず人を見る目がある。③決して感情的にはならない。厳しいことを言う時もいつも冷静。基本エレガント。

 やっぱり最高です!!こういう人こそが、今の時代の最先端を走る上司なんだと思います。優しいだけでも、厳しいだけでもダメ。最後は編集部の人達も彼女に付いていってる感じがしましたね。今元秘書へのパワハラ疑惑で色々証人喚問されてる某代議士は、是非彼女の爪の垢でも煎じて飲んでほしいですね(笑)。

 そして彼女は河野さんや校閲部のメンバーの活躍により、かつての夫との短い結婚生活がかけがえのない物だったことに気付きます。そして河野さん達に心からありがとうと言えた木村さん。あの龍の洞窟のシーンは本当にいい余韻が残りました( ;∀;)。

 河野さんは今回のエピソードを通じて、改めて自分のやりたい仕事は校閲なんだということに気付いてしまいました。編集者の青木さんが河野さんが下宿してる飲み屋で呟いた”夢=天職ではない”この言葉が彼女に刺さったんですね。ついでにその台詞は私TOSHIXXXにも強烈に刺さりました(>_<)。

 最後はまさかの雑誌専門の校閲部門が社内に新設され、河野さんはそこで大好きな「Lassy」の校閲をするというエンディングでした。

 夢はどういう形で叶うか分からない。またどんなことも、どんな回り道も、決して無駄にはならない。そんなことを教えてくれたスペシャルドラマでした。観て本当に良かったです!!

 では今日も頑張りましょう☀後は「ウチの夫は仕事ができない」の感想と総括も、さすがにそろそろアップさせてもらいますので(笑)。

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