欅坂46 1stアルバムレビュー~刺さるコンテンツ(6)

 皆様おはようございます!TOSHIXXXです。

 先週末は久々にゆっくりできました。家の大掃除に引き続きしっかりと料理の作り置きもでき、ランニング等もこなすことができました( ^)o(^ )。では昨日は「ごめん、愛してる」が世界陸上のために放送されなかったので、その機会を利用して7月19日に発売された欅坂46の1stアルバムについて書きたいと思います!!

 

 

1.私と欅坂46

 欅坂46がデビューしたのは2016年4月6日。私が初めて大阪市から離れて現在の未知の居住地へ越してきたばかりのことでした。新しく4Kテレビを購入し、始めてHDDを使い(何と引っ越す前はビデオデッキ使ってました(笑))録画したのがMステで、たまたまそこに彼女達が出演してたんです。

 元々はベビーメタルが久々のテレビ出演ということで録画したんですが、「サイレントマジョリティー」にすっかりノックアウトされてしまい、5月にようやくネットが繋がるようになってからはどっぷり欅坂46に浸かってしまいました。

 AKB48や乃木坂46と違って欅坂46は歌もアイドルっぽくなく、時々見せるダークな面が、若かりし頃にビジュアル系とホラー小説にハマっていた私の感性に文字通り「刺さり」ました。

 昨年年末の1stライブは残念ながら抽選でアウト。そして今月から始まる待望の全国ツアーも全て平日のため参加できず。ついでに先月の富士急ライブは先に友人とA-PINKのライブに行くことになっていたため、そこはエントリーすらできず( ;∀;)とライブ関係では今のところまるで縁がありませんが、この1stアルバムはAとB、両方のパターンを購入してもっぱら料理をする時などに聴き込んでいます。

 ただ先日もお話ししたように、私はこの1stアルバムのタイトルがどうにも受け入れられないので、このまま1stアルバムの表記で紹介させていただきます。

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2.欅坂46 1stアルバム全曲紹介

 

① overture

 ファンにはライブやイベントですっかりおなじみのSE。聴いてるだけでコールしたくなりますね( ^)o(^ )。

 

② サイレントマジョリティ

 いわずと知れた衝撃のデビュー曲。「君は君らしく生きていく自由があるんだ、大人達に支配されるな」の歌詞が刺さります。

 この歌詞に対して「作詞してる秋元康だって大人じゃん」というツッコミが少なからずある訳ですが、彼は自由にやりたいことで大金持ちになってる方なので、我々社畜人間とは全然違いますよね~。

 確かに私達のような人間がこの歌詞を書くと、お前達にそんな資格ないだろ!!と大いなる矛盾になってしまうんでしょうけど(苦笑)。

 

③ 手を繋いで帰ろうか

 キャプテンゆっかーこと菅井友香さんと、副キャプテンねんさんこと守屋茜さんが大活躍の一曲。ライブではもうお馴染みですよね。社会へのプロテクトソングと並んで、こういう10代の初々しさを感じる曲が多いのも欅坂の魅力ですよね。

 

④ キミガイナイ

 ライブではべりかこと渡辺梨加さんがメンバーに担がれて登場する、こちらもライブで定番の一曲。演出もシュール&歌詞も内省的。この世界観はダークなビジュアル系好きの私には堪らない一曲です(笑)。

 昨年末のネット中継された1stライブで、この曲の時にキャプテンの菅井さんが号泣していて、「世界一美しい涙だ」(私もそう思いました)と話題になりました。

 

⑤ 世界には愛しかない

 「セカアイ」の通称でお馴染みの2ndシングル。彼女達の初主演ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか」の主題歌でした。

 他の曲に比べて少し地味な存在ですが、私は「サイレントマジョリティー」よりこちらの方が好きです。

 夏の歌ですが欅坂46独特の陰影が色濃く出ていて、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」や乃木坂46の「裸足でSummer」のような弾けるアイドルソング感はゼロです(苦笑)。

 このシングルはMVが本当に映画のように美しい!!サビとラストの、草原で風に吹かれながらメンバーが飛び回るシーンは必見ですよ!!

 

⑥ 語るなら未来を・・・

 通称「カタミラ」。シングル以外でMVのフルバージョンが観れる数少ない曲です。

過去のことをウダウダ悩むな、未来のことだけ考えろという歌詞はまだ若いティーンのファンよりはむしろ我々オッサンファンに向けたメッセージだと解釈できます。

 曲のテーマに合わせてかメンバーの衣装も近未来的。サイバーチックな感覚に溢れた一曲です。

 

⑦ ひらがなけやき

 アンダーグループの「けやき坂46」の代表曲。内容もグループの自己紹介的な感じです。今のところ兼任の長濱ねるさん以外に「けやき坂46」からの選抜入り(それは同時に欅坂46から誰かが選抜落ちすることを意味します)はありませんが、今後はどうなるんでしょうか。

 個人的には今の21人の欅坂46が好きなので、別グループで活動してくれたらな、というのが本音です( 一一)。

 

⑧ 二人セゾン

 昨年秋に発売された3rdシングル。私自身、ここ10年で聴いた内で最もハマった曲と言っても過言ではありません。歌詞、メロディー、アレンジ。どれも日本人の琴線に触れる切なさを表現しきっていて最高です!!あのピコ太郎さんこと古坂大魔王さんもこれはド名曲だと絶賛していましたね( ^)o(^ )。

 今の若い女子の皆さんは是非カラオケで熱唱してください。将来は私達世代の「揺れる想い」や「departure」のように同窓会で必ず歌う女子ウタになること確実の1曲です。

 

⑨ 制服と太陽

 進学するか就職するか。そんなテーマのこの曲はティーンのファンに向けた1曲ですね。

 

⑩ 誰よりも高く跳べ!

 こちらも「けやき坂46」の歌なんですが、ホントいい曲なんです( ^)o(^ )アップテンポで、忘年会で隠し芸をするなら是非この曲をバックに登場したいです(笑)。

 秋元先生の歌詞も気合が入っています。全部好きですがラストだけご紹介します。

「誰よりも高く跳べ! 助走をつけて大地を蹴れ! すべてを断ち切り あの柵を超えろ! 自由の翼をすぐに手に入れるんだ 気持ちからTake off  One Two ThreeでTake off ここじゃない ここじゃない ここじゃない どこかへ・・・」 う~ん、最高です!!

 

⑪ 大人は信じてくれない

 この曲は時々テレビで披露されてますが、髪を振り乱し踊る様は正に狂い咲くという言葉がぴったり。これは秋元先生の他グループではまず出せない、欅坂46ならではの個性だと思います。欅坂46には比較的女性ファンが多いんですが、この曲のパフォーマンスなんかは正に女子のハートを鷲掴み♡してしまうでしょうね。

 

⑫ 不協和音

 4thシングル。「サイレントマジョリティー」と同じバグベア作曲、今のところ欅坂46最大のヒット曲です。しかし私はあんまりこの曲は好きではないですね~。まあ一言でいえばマニアックすぎます(笑)。果たして次の5thシングルはどんな路線になるんでしょうか・・・。

 

⑬ 僕達は付き合っている

 「手を繋いで帰ろうか」と対を為す一曲。こちらも初々しい初恋の歌。ただ残念ながら私は男子校だったので、イマイチこの感覚が分からないのが残念です( ;∀;)

 

⑭ エキセントリック

 先日終了した主演第2弾ドラマ「残酷な観客達」主題歌。ピアノ音がクールな、ちょっぴりオシャレなアレンジの一曲。ただこの曲のダンスはガニ股でワカメみたいに手をユラユラさせるとんでもないエキセントリックさで、私は若干引いております(;'∀')

 

⑮ W-KEYAKIZAKAの詩

 アルバムラスト曲。先述した1stライブにて初披露された一曲です。欅坂46とけやき坂46、仲良く手を取り合って頑張っていこうというほのぼのソング。

 最初に聴いた時は何じゃこのぬるい歌は!と違和感ありまくりでしたが今ではMVも含めて彼女達には欠かせない一曲だと感じております。欅坂46にはシュールだったりクールだったりな曲が多いですが、素顔の彼女達はこの曲中の少女のように素朴なんでしょうね。

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3.最後に~運営さん、欅坂46をオモチャにしないで!!

 以上、欅坂46のアルバム全曲紹介でした。1stにして既にベスト盤的な、捨て曲なしのおススメの一枚です( ^)o(^ )。ただ何度も言いますが、やっぱりタイトルがね・・・。

 深読みすると、秋元さんの欅坂に対する歪んだ感情がどうしても浮かんできてしまうんです( 一一)。なんだかんだ言っても秋元さんはおニャン子直系の雑草軍団、AKB48が一番可愛いんだと思います。言うなれば姪っ子みたいな感覚なんでしょうね。

 他にも乃木坂46は明らかに才色兼備のメンバーばかりで、こちらはどう見てもそこら辺の一般人の集団ではないですが、いかんせん曲とパフォーマンスが個人的には今一歩かなと思うので、秋元さんからしてもそこで穴があるように思えるんでしょう。まあ売れるまで下積みもありますしね。

 その点欅坂46はソニーミュージックの全面バックアップもあってすぐに大ブレイク。メンバーも絶対的エースの平手友梨奈さんを始め、レベルが最初からアイドルの域を超えてしまっていますから。

 そこに秋元さんは何だか嫉妬に近い感情を覚え、それで欅坂46にナチス風の服を着せて物議をかもしたり、記念すべき1stアルバムにこんなタイトル付けたりして(こんなタイトル自分で望んで付けるアーティストはまずいないでしょう)何だか陰湿なイジメをしているように感じてしまうんです(''_'')。

 本当にあの握手会事件を深刻に考えているのなら一旦CDを回収してでも、そういう行為を助長するようなタイトルは差し替えるべきだったと今でも私は思います。 

 確かに売り上げは順風満帆ですが、平手さんと並ぶパフォーマンスの要のずーみんこと今泉佑唯さんが心のバランスを崩して長期離脱してますし、この前平手さんもライブ中に倒れてしまいましたしね。他のグループより明らかにストレスが多いと思うんです。

 秋元さんが頼りにならないなら、運営スタッフがきちんと欅坂46を守っていかないといけません。このままだといつか悲劇的な結末がこのグループに訪れるのではないかと私は本気で危惧しています。

 では最後はかなりシリアスになってしまいましたが、握手会抜きでもこのCDはおススメですので皆様よろしくお願いいたします!!では今週も頑張りましょう☀

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