「100歳時代の人生マネジメント」を読んで

 皆様こんばんは、TOSHIXXXです。

 今夜は書評ブログの最終日、最近読んで一番面白かった「100歳時代の人生マネジメント」(石田淳著/祥伝社新書/2017年5月)の感想をアップしたいと思います!!

 まずいきなりなんですが、私の一番好きな歴史上の人物は徳川家康なんです。ちなみに大阪人なんですが秀吉は嫌いです(笑)。

 家康好きが高じて日本の徳川家スポットは沢山巡りました。日光東照宮は勿論のこと、久能山東照宮駿府城岡崎城・・・etc。今年の9月の連休には出世城でお馴染み、浜松城にも足を運びたいなと思っております( ^)o(^ )

 で、何で家康が好きかというと、やっぱりあの生き方なんですね。コツコツ努力する、生涯勉強する、質素倹約でいざという時のための資金を蓄える。信長や秀吉(秀吉の場合には特に晩年)に比べれば遥かに敵対勢力にも寛大だった。そして75歳で死去する前年まで大阪の陣に出陣、生涯現役を貫いた・・・。こうして取り上げていくときりがないですが、やはり一番好きなところは健康に気を使い、死ぬ直前まで天下泰平のために働いた点なんですね( ^)o(^ )。私もそんな人生を歩みたいと思っています。

 この本では、人生100年時代が始まったことを宣言しています。これは医療が格段に発達したことによるものですよね。そうすると今までのように60~65歳定年で後は年金生活、なんてことは通用しなくなる訳です( ゚Д゚)。

 石田さんは何らかの形で一生続けられるスキルを、会社員の内に身に付けておくようにと語っています。ただホリエモンと違って会社を辞めることは得策ではないと言っています。実際に第一章に「安易な早期退職は危険」という項目があります(笑)。

 私もその考えには基本的には賛成です。潜在的にそれが分かっているから本業以外のところでもコツコツと勉強をしています。今は周りにそういう人は多いのかな?

 会社の勉強だけに縛られず、色々なことに興味を持つというのはアンチエイジングにもなりますし、そこで視野を広げることが本業にもフィードバックされていくと思います( ^)o(^ )。ただ石田さんは勉強については、人間はそんなビジネス雑誌に出てくるような特殊なワーカーホリックの人達のようには無理なので、スモールゴールを設定し、こまめに自分にご褒美を出してあげることが大切だと語っています。決して一部のエリート論には拠っていないので、私達にも十分参考になります( ^)o(^ )

 後は健康管理ですね。石田さんはランニング等の運動の効用、それから食事は腹八分目を心がけ、炭水化物以外もきちんと摂取するようにとアドバイスしてくれています。

 要は幾ら定年までにお金を貯めても、平均寿命が伸びすぎるので年金と貯金だけではやっていけない、発想の転換が必要だということ。これがこの本の大きなテーマです。守りの老後は通用しない、だから発想を転換していかに一生楽しみながら仕事をするか、そんな攻めの老後を志向していかないといけないということですね。これについては私も全く同感です( ^)o(^ )この本の主張は今後の社会のスタンダードになるはずなので、一読の価値ありです♪

 では今夜もこの辺で。明日は私も生涯現役を目指して早朝ランニングをしてきます!!

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