「すべての教育は「洗脳」である」を読んで

 皆様こんばんは。TOSHIXXXです。

 昨日の都議会選挙、小池百合子知事が率いる「都民ファーストの会」が圧勝、久々に自民党が大敗するという事態になりました( ゚Д゚)

 遂に安倍政権へのNOが出たとか、日本のこれからがまた変わっていくとか、色んな議論が出ていますが、私は単にネーミングが絶妙だったから(ホントに超イカしたセンスだと思いますよ!!)これだけの圧勝になったのではと思っています(笑)。

 まず、何と言っても「都民ファーストの会」ですから、このグループは都民のことを一番に考えてくれるんだろうと思わせるのは勿論、何だか自民党等の他の政党が都民のことを全然考えていないのではないかという気にさせるんですね(笑)。これは中々巧妙なトリックです( ゚Д゚)

 後は都民ファーストという何ともエレガントな響きが、上品な東京の方達にはマッチしたんだと思いますね( ^)o(^ )。

 例えばこれが私の故郷大阪で「府民ファーストの会」なんてものを立ち上げても「何が府民ファーストや、レディーファーストみたいなお高くとまった名前つけやがって、あほか!」となってしまうんですよ(笑)。やっぱり品があるとは言えず、お上にたてついてなんぼの精神の大阪では「維新の会」みたいな過激なネーミングじゃないとダメなんですね~。

 段々オリンピックも近付いてきますし、これからの小池都政の行方にも要注目です!それでは、今週はドラマがないので最近読んで面白かった本を簡単にご紹介したいと思います。第一回はホリエモンこと堀江貴文さん著「すべての教育は「洗脳」である」(光文社新書/2017年3月20日出版)を取り上げたいと思います( ^)o(^ )

 

1.総論

 この本が言いたいこと。それは学校も会社も日本国のために都合よく働いてコツコツ納税、そして国を維持するために子供を作るための洗脳機関なんだという、中々過激な主張となっております( ゚Д゚)

 

2.印象的な部分

 人はG人材とL人材に分かれていくということをホリエモンは語っています。G人材はいわゆるグローバル人材、そしてL人材は地域に根差した、マイルドヤンキー。明らかにホリエモンはG人材を推してるんですが、L人材を否定しているわけではなく、必ずしもG人材は高所得でL人材が低所得になる訳でもない。ただ2つに分かれていくのだと語っています。

 どうしてそうなるかというとこれからは国家の概念、いわゆるN幻想が無くなっていくかららしいです。しかし、今ネット等で逆にそのN幻想、つまり日本は素晴らしいとか過度の日本礼賛に走る人達がいて、ホリエモンはこのN人材は一番先行きのない人達だと一刀両断しています( ゚Д゚)

 確かに、そのN幻想を前面に出していた安倍政権に皆そろそろ嫌気がさして維新とか今回の都民ファーストの会とかが躍進してきている気もしますしね。

 

3.私の感想

 面白かったです。私は元々ホリエモンが好きですし、この本の主張は基本的に私が常日頃考えていることに近いので( ^)o(^ )

 ただそう考えると先のGやL人材の話以外は、この本の中身は既にどこかで聞いたことのある話ばかりである気も・・・。立ち読みしてみて気に入れば買ってみたらいいんじゃないでしょうか。

 後はこれはいつもホリエモンが言ってることですが「会社なんてやめちまえ」の台詞が今回もバンバン出てきます。ただ我々はホリエモンのような頭脳もビジネスセンスもない凡人。良い子はマネしないように(笑)。

 ではまた明日も、ゆるーい書評を載せようと思います。では今夜も良い夢を☆彡

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